本日、X(もう「旧Twitter」書かなくて良いよね)上でこのようなポストを見かけました。
表示数が示す通り一定の反響になっており、放置はできないと感じたので、引用の上でこのような反論を行いました。
本稿執筆時点(12/28の21時台)では投稿主からの反応はありませんが、反響が大きいので私ごときの反論への対応が無いのは仕方の無い事でしょう。
しかし、一方で脊髄反射的な悪態とブロックは、こまめに実行されている模様です。
この「とーちゃん」氏( https://twitter.com/knightma310 )は、特に昭和天皇に関する「ちょっと良い話」的な投稿で一定の支持を集めているようですが
先に挙げた一部の悪態ほかのスタンスを見る限り、自身の承認欲求を満たすための皇室ウンチクには熱心でも、安定した皇位継承が実現し、皇室と国民の幸福な関係が未来に渡って続く事にはとんと無関心(というスタンス)のようです。
私は、Y染色体がどうしたとか、易姓革命で内乱がどうしたという、常識的にバカバカしいと即断できる珍説より、こうした達観を装った言説の方がはるかに危険だと感じています。
一見ざっくばらんとしたような語り口で、男系男子固執では皇族が悠仁さまだけになり継承が危機的な状況になる可能性が高いという皇位継承問題の本質から目をそらさせて「人気投票的な流れは愚か」という印象に誘導する。
そうして、男系男子固執の問題点を有耶無耶にした上で「天皇陛下のお子様である愛子さまが継承するのは自然ではないか?」という常識的な庶民感情を卑下し、既に一刻の猶予も無い状況に来ている皇室の未来について「今決める事ではない」的な上から目線での相対化を行う。
「国民の代表」であるはずの議員で構成される国会において、皇位継承にまつわる議論がようやく本格化しようという時期にこうした言説を行うのは、問題の本質からピントをずらした上で、空気を「白けさせて」時間切れ的な展開に持ち込む所作に他なりません。
これは(無意識、意図的のどちらであれ)極めて無責任な態度です。
これが、「Y染色体云々」や「易姓革命」を語る本当に無知で思慮の足りなさ(ちょっと抑えた表現)から来る結果的なものならともなく、「とーちゃん(さん付け不要)」 https://twitter.com/knightma310 氏の言説を見ると「色々〝わかった〟上でのきわめて意図的なもの」と言わざるを得ないでしょう。
貴殿の「インフルエンサーとしての価値」を保持する観点からは放置される可能性も高いと思いますが、貴殿自身からの異論・反論には全て回答いたします(取り巻きの御仁からの発言は、議論の卓上に乗せる価値があると判断したものにのみ返信します)。