国立国際医療研究センターや東京大などの研究チームが、コロナ禍の前後で思春期の子どもの抑うつ症状は悪化したが、女子よりも男子の方が悪化の度合いが大きかったとする研究結果を論文にまとめたそうです。
朝日新聞の医療サイト「朝日新聞アピタル」に記事が載っていたのですが、その記事のタイトルがいかにも朝日。
『男子生徒の方がコロナ禍で抑うつ傾向悪化 「有害な男らしさ」影響か』
https://digital.asahi.com/articles/ASRD5446RRD4UTFL00C.html
「有害な男らしさ」って、何?
「男らしさ」に、「有害」と「無害」ってあるの?
記事を読むと、コメントをしている国立国際医療研究センターの細沢麻里子主任研究員が理由の第一に挙げているのは、男子は部活などの学校の活動を重視する傾向が強く、コロナ禍の自粛で活動の場が失われたこと。
そして、二次的な理由として「男性に強さを求める『有害な男らしさ』の社会規範」のために、抑うつ症状があっても人に相談しづらかった可能性を挙げています。
ところが朝日にかかると、「有害な男らしさ」が第一の原因になってしまうのです!
「男らしさ・女らしさ」をなくしてしまいたいというのが、朝日のイデオロギーだから!
このバカバカしさは今週配信の「小林よしのりライジングVol.488 男らしさ、女らしさをなくすべきか?」で存分に書いていますが、ここで忘れてはならない『ゴー宣』が、これ!
『ゴーマニズム宣言2nd season 第82章
フェミニズムとは何か?』
男らしさ・女らしさとは? フェミニズムとは?という問題に、真正面から挑戦した作品です!
ぜひお読みください…と言いたいところですが、この作品、簡単にはお読みにはなれません。
この作品はSPA!2020年4月21日号に掲載され、連続シリーズでこの問題について掘り下げていき、ワンテーマの本にまとめる予定だったのですが、直後にコロナ禍が発生したために中断、そのまま3年半経過して、未だ単行本にも収録されていないのです。
朝日新聞がバカなことばっかり言っていて、それに対する対抗言論が全然出て来ないという現状では、今こそこのシリーズの続きが求められそうなところですが、それには、小林よしのりが10人くらいいないと不可能なんでしょうか?