寒いのか暖かいのか分からない毎日ですが、12月に入って自分が抱える事件ですでに6,7件の和解が成立しており、やはり年末は事件がまとまる!モヤモヤしたまま年越ししたくないマインドですね。昨日は4年以上代理人としてやっていた(こじれまくっていた)離婚事件の和解が成立して、横浜家裁で膝ついて叫びそうになりました。
さて、私が原告代理人を務める当時13歳の少年が精神障害の診断も一切なく精神科に「医療保護入院」(精神保健福祉法33条)によって強制入院され法律の違憲性も争っている事件を通じて、日本の精神医療の実態を広く知っていただくためのドキュメンタリー映画製作についてクラウドファンディングを行い、600万円を越えるご支援をいただきました。
そこで!このクラファンの「リターン」イベントとして、12月15日㈮18時30から、恵比寿VIZZ(https://vizz.jp/)で、この問題に長年深くかかわってこられてきた池原毅和弁護士をゲストに、シンポジウムを行います!
また、先週末の土日に弾丸で韓国を訪れまして、2016年に韓国憲法裁判所で日本法をモデルにした韓国精神保健法に対して下された違憲判決に関する当事者や代理人等々に取材をして回り、いったいいかなる法的議論や社会的ムーブメントの中で違憲判断がなされたのか、ドキュメンタリー映画に収録されるべくインタビュー動画をたくさん撮ってきました。それらの倉持の韓国取材の成果も皆さんにお伝えしたいと思います。
韓国憲法裁判所研究官への取材や、実際の憲法裁判の実態など大変面白かったので、ブログでも追って書いていきたいと思います!
ちなみにちなみに、今週来週は私の配信『このクソ素晴らしき世界』はお休みで、12月26日㈫20時から、今年の最終回を放送しますので、お楽しみに♪