ゴー宣ジャーナリスト・
サポートメンバーの報告を掲載します!
皆様初めまして、公論サポーター東海の百式改と言います。
若い頃から落ち着かず、職も住処も転々とし、流れ着いたのが、生まれ故郷の地
そして10数年前には無かったICT支援員として、日々公立の小中学校に出入りさせてもらってます。
※ICTとは 「Information and Communication Technology(情報通信技術)」の略で、通信技術を活用したコミュニケーションを指します。情報処理だけではなく、インターネットのような通信技術を利用した産業やサービスなどの総称です。
ICTは、ITに「Communication(通信、伝達)」という言葉が入っており、ITよりも通信によるコミュニケーションの重要性を強調しています。単なる情報処理にとどまらず、ネットワーク通信を利用した情報や知識の共有を重要視しています。スマートフォンやIoTが普及し、さまざまなものがネットワークにつながって手軽に情報の伝達、共有が行える環境ならではの概念です。
参考【発注ラウンジ】https://hnavi.co.jp/knowledge/blog/ict/
ICT支援員の仕事は、現場で人と技術を結びつける事が主ですが、機材の不具合対応がメイン仕事になっちゃてます。
自分は学校現場担当ですが、一般企業や医療現場さらには官公庁で働いている方もいらっしゃいます。
そんな新前ICT支援員が、学校現場で感じた事を綴っていきたいと思います。
職についての奮闘記の前に、兎に角吃驚した事をまずお伝えします。
それは、職員室の固定電話を先生方が取り合っていると言う事です。
自分は日替わりで色々な学校に訪問しているのですが、先生が電話をしていない日は無い。と、言うくらい、どの学校でも見られる風景です。
放課後は勿論授業時間中でも!
当初は戸惑いましたが、今では気にもならなくなりました。
で、何の電話かと言うと、児童生徒の様子を保護者に連絡しているのです。
それも、子供同士が喧嘩した詳細やら、
転んで擦り傷作った経緯とか、
注意した内容などを事細かに伝えているのです。
授業時間中と、言っても、授業を中断してと言うわけではなく、空きの先生でしたが。今は小学校でも教科担任制を取られる事が多く、音楽や図工はもとより、理科しか教えない先生 、社会しか教えない先生がいらっしゃり、担任の先生の空き授業時間が1日1時間はあります。が、そんな事は知らない自分は、
「授業ほっぽり出して電話!」と吃驚仰天!
後日仲良くなった先生にそれと無く聞くと、
「学校での子供の様子を逐一報告させる親が居る」との事
そうそう、一度だけ授業そっちのけで電話している先生に遭遇した事があります。
元々問題児ではあった女児童が、支給されているiPadを、癇癪を起こして叩きつけて壊してしまい、その件で母親に緊急連絡していました。その母親も要注意の方でしたが。
勿論全額弁償させたとの事です。
学校から電話があったものならひと騒動だった自分としては、異世界に迷い込んだのかなと思ってしまいました。
これでは
本来の子供の為の授業研究などしている時間は無い
のじゃないか?
相変わらず学校現場を責めれば良いと思っている知識人擬きには、
一日でいいから変わってみろ。
と、言ってやりたいです。
現場の先生に甘えるんじゃない!
【トッキーコメント】
子供がいないと現在の学校の現状についてはほとんど知る機会もなく過ごしてしまいますが、この現場報告には驚きました。
親の劣化のしわ寄せが教育現場に押し付けられて、授業がおろそかになってしまっているとしたら、これは大変な事態です。
教師や親の立場からの報告も、もっと聞きたいと思います!