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小林よしのり
2023.12.4 08:13日々の出来事

専門知識の必要ない庶民のための皇室敬愛は可能か?

来年は、岸田内閣で、有識者会議の結論通りとなり、
皇室が目に見えて瓦解し始め、やがては消滅に至る
未来に踏み出すのかもしれない。

内閣法制局もとっくに政権に忖度する機関に成り下が
っているし、誰も彼も、保身!保身!保身!
保身主義者しかいない。
これが戦後民主主義の行き着く果てなのだろう。

高森氏は皇族に期待を寄せ、美化しているが、
現に眞子さまは結婚が突破口だと思っておられたよう
だし、佳子さまも同じ思いだろう。
他の皇族にも色々噂は聞く。

人権概念はイデオロギーだが、皇室は人権の飛び地だと
居直る奴には皇室は守れない。
生身の人間には不可能な人生だからだ。
当然、旧宮家系一般国民男子が選択できる人生ではない。

皇位継承問題は、そもそも国民に専門知識を求める
時点でアウトだ。
これはやはりエンタメで戦う道を探ろうと思う。

小林よしのり

昭和28年福岡生まれ。漫画家。大学在学中にギャグ漫画『東大一直線』でデビュー。以降、『東大快進撃』『おぼっちゃまくん』などの代表作を発表。平成4年、世界初の思想漫画『ゴーマニズム宣言』を連載開始。『ゴーマニズム宣言』のスペシャル版として『差別論』『戦争論』『台湾論』『沖縄論』『天皇論』などを発表し論争を巻き起こす。
近刊に、『卑怯者の島』『民主主義という病い』『明治日本を作った男たち』『新・堕落論』など。
新しい試みとしてニコニコ動画にて、ブロマガ『小林よしのりライジング』を週1回配信している。
また平成29年から「FLASH」(光文社)にて新連載『よしりん辻説法』、平成30年からは再び「SPA!」(扶桑社)にて『ゴーマニズム宣言』、「小説幻冬」(幻冬舎)にて『おぼっちゃまくん』を連載開始し話題となっている。

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