ゴー宣DOJO

BLOGブログ
ゴー宣ジャーナリスト
2023.11.27 07:00ゴー宣道場

【ゴー宣ジャーナリスト】国際男性デー?

三味線です。

去る11月19日は「国際男性デー」だったそうです。
そんな不埒な日(笑)があったことは全然知らなかったのですが、あの有名なソーセージ望月氏を擁する東京新聞様の解説によれば(https://www.tokyo-np.co.jp/article/290972)、
「『男らしさ』という固定観念や、男性や男の子の健康に目を向け、ジェンダー平等を促す日」
だそうです。
そして、当日の地元紙・中国新聞には、こんな記事が。

【男らしさの呪縛「弱み見せれば出世に響く」アルコール依存、そして解雇… 19日国際男性デーに考える】
https://news.yahoo.co.jp/articles/a5e08ed4c97f15562402fed394db23d816b4c1b7
(地方紙では、中央では相手にされなくなったようなサヨク言説が、いかにも「これが最新・当然の考え方です!」かのように書かれることがあるので、たまにこういう記事が載ります。笑)

この記事によれば、
「『男らしさ』の呪縛による男性の生きづらさが注目されている。」のだそうで、たしかに昭和的・根性論的・マッチョ的な男を演じ続けるには、いろんな苦労があるよなぁ~と。^^’;
そして、「『男は弱音を吐いてはいけない』などと孤独を深め、ストレスや不満から依存症や暴力につながることもある。」と続きます。
まぁ、そういう人がいるのは分かるし、たしかに孤独だけど、でも、男女を問わず人間として、

孤独って、超カッコよくないすか!?

まず何より、よしりん先生がその典型ですね!!いつも超絶かっけぇー(≧▽≦;!!
一匹狼イメージのアン・ルイスとかも、めちゃかっこえー(*´艸`*)..oO♡

むしろ、迷惑youtuberや某男系カルト月刊誌、政党や派閥、テレビや新聞、企業、...などのように、特定の支持者からチヤホヤ甘やかされる状態を守るのに必死こいてたり、ソコソコの組織で資格や肩書きなど集団や属性に寄生しながら偉そうにしている男って(若い頃、就職先と転職先の両方で上司から「女の腐ったようなヤツだな...」と呟かれた私が言うのもなんですが。笑)、

集団に甘えなきゃ生きられない男って、ダサくないすか!?

よしりん先生とチェブリン・モン子ちゃんの『歌謡曲を通して日本を語る!』第2回「男の成長」
https://www.youtube.com/watch?v=n8armvFatwU
で熱く語られたように、自分の価値をなかなか認知できない男にとって、何かに命や人生をかけたり、ギリギリに生きる「男らしさ」は、ほとんど唯一の貴重な生命力の源であり、そして、生きようが死のうが、何よりかっけー!!のです。

そしてこの記事の続きには、ちょっと苦笑してしまったのですが、実例としてある男性(62)の話が紹介されており、....

「悩みを吐き出せる場所はなく、プレッシャーから逃れるように酒の量が増えた。仕事の後だけでなく出社前や昼休みにも飲酒を重ね、ついに懲戒解雇された。」

のだそうです。どっひゃーΣ@@;!!
そりゃ、アル中で酒飲みながら仕事してたら解雇されるに決まっとる。(ノ∀`)
プレッシャーなんて、男だろうが女だろうが、多かれ少なかれ誰にでもあるし、生きづらさやストレス発散なんて個人の技量次第。しかも年齢的にもうすぐ上がり退職。なぜこんなことが「『男らしさ』への執着」が原因になるのやら、因果関係がサッパリ不明です。@@?
想像ですが、ひょっとしたら、この男性は、集団に甘えなきゃ生きられない自分自身に、意味や価値(つまり「実存」)が見出せずに、アル中になってしまったのでは?とも思います。

テレビや新聞や学校など、純粋まっすぐ教科書いい子ちゃん的には「ジェンダー平等」=「正解」でしょう。でも、その「平等」の水準を具体的にどこに設定するのかは、リベラル・左翼方面からは全く聞きません(まさかアル中社員にまでレベルを下げた「ダサダサ平等社会」がお望み?)。
そりゃ、アル中でも弱者でも誰でも雇ってもらえる組織や施設があるなら良いのですが、リアル社会にそんなユートピアはあり得ませんし、人間は(実存が奪われても)心臓さえ動いてさえいれば良いというものでもないでしょう。

なお、この記事は、内閣府男女共同参画局の『共同参画』Vol.149の「令和3年度 性別による無意識の思い込み(アンコンシャス・バイアス)に関する調査結果」という特集が基になっているようです。
https://www.gender.go.jp/public/kyodosankaku/2021/202110/pdf/202110.pdf
これはこれでツッコミどころ満載なので、また機会があれば採り挙げたいと思います。

 


【三味線 プロフィール】

生業の道路・河川・港湾等における電気通信設備設計の傍ら、大学等で技術者倫理,エンジニアリング・デザイン(設計論)の非常勤。酒と煙草と本と映画と音楽とブラックユーモアを愛し、差別と偽善と全体主義が嫌いなノラ猫型。趣味は多趣味。ゴー宣道場では主にPA廻りを担当。

 


 

【トッキーコメント】
「国際女性デー」ってのは聞いたことある(具体的にどんなものかは知らない)けれど、「国際男性デー」は知りませんでした。
しかも、それがこんなものだとは…

仕事のストレスからアルコール依存になって解雇された人まで「被害者」認定できるのなら、もう誰でも被害者になれる、被害者になったもん勝ち! ってことになりますね。ジャニーズ問題の「自称被害者」なんか、まさにソレなわけですが。

とにかくジェンダー平等を目指し、「男らしさ」「女らしさ」を根絶しようというのが、そういう人たちの考えでしょうが、そんなことできるとも思えないし、それを目指した時点で「美学」が失われます。
平等イデオロギーに染まった脳には「美学」なんて理解できないのでしょうが。

 

ゴー宣ジャーナリスト

次回の開催予定

INFORMATIONお知らせ