宝塚歌劇団の記者会見での姿勢は立派だった。
ジャニーズ事務所の「ベタ折れ」会見を見た後だから、
組織防衛のあの姿勢は、当たり前の態度で、悪を
背負う覚悟が立派だと、より強く思い知らされた。
「パワハラの件は『噂』しかない。」
「ヘアアイロンで火傷するのは日常的で故意ではない。」
「証拠を出して欲しい」とまで理事長は言った。
見事と言うしかない。
宝塚歌劇団がタテ社会で、イジメやパワハラがあると
いうことは、よく知られた「噂」だ。
そりゃあ、人に優しい組織だったら理想だろうが、
世の中は「弱肉強食」だ。
その証拠に、ジャニーズ事務所が「低姿勢」で「罪を
認めた」途端に、マスコミがハイエナのように襲い
かかって、肉を食いちぎり、内臓を貪り、いまだに
骨までしゃぶりつくそうとしている。
宝塚歌劇団はパワハラ体質が本当にあるなら、
秘かに改善していけばいい。
自浄能力が発揮できるようにシステムを秘かに改善
すればいい。
外部にはハイエナしかいない。
それが「弱肉強食」の社会だ。