東北ゴー宣道場のゲスト、雑草弁護士ゴーさんの感想をご紹介します。
・・・・・・
日曜日は大変お疲れ様でした!
お褒めの感想をいただきありがとうございました!
私の道場の感想を送信させていただきます<(_ _)>
まず議論の仕方について、一つ述べます。
途中で、私の「幼児性愛」との言葉に対し、小林先生が正した場面がありました。この場面のように、ゲストの発言をその場で遠慮無く正すことで議論を深めるのは、私のような公論サポーターのゲストはとても手頃だと感じました。何の面子もないので、遠慮無く突っ込んでいただき、なんなら本人に誤解が解けたことを話させるのも容易です。
ゲストは立場がある方が多いので、話を尊重しながら面子を潰さないよう小林先生が軌道修正に苦慮されている場合はよくあると思います。ゲストと話が食い違ったりしても、深追いせず流してしまうことも多いと思うので、ときどき素人の生け贄を出して彼(彼女)を啓蒙してあげるのは意味があると思いました。
あと二つ、議論の中身について述べます(どちらも懇親会で質問を受けました)。
一つは「人権」についてです。弁護士や人権を持ち出す人にとって人権はイデオロギーとの意識はないと思います。この辺は登壇時に上手く説明できませんでした。普通は「人権だって、思想やイデオロギーの一つなんだから、そんな絶対じゃないでしょ。当然の前提ではないでしょ。」と言いたくなりますが、上記の人達には当然の前提という感覚だと思います。
例えて言えば、他人と約束(契約)をするときは、「約束を守る」ことが前提のはずで、「約束を破る」のが前提にはなってないと思います。「人権なんてぜんぜん絶対じゃない」との言は、「約束なんてぜんぜん絶対じゃない」と言っている感じに聞こえます(変人なのか?思われます。)。
もう一つはキャンセルカルチャーでの弁護士の役割です。これも登壇時には説明できていませんでした。私は、裏で、ジャニーズの顧問弁護士が肥大した人権意識に駆られて「痕跡を無くす」などの言葉を経営陣に助言したわけではないと思っています。単純にそれで批判を少しでもかわせると思ったのだと思います。
経営陣に闘う意欲や能力がないので、(本当は無難じゃないのに)無難と思われているロジックや筋道(今時のコンプライアンス)を助言して進めてるうちに、まさかの(当然なのだが)全負けに至ってしまったのだと思います。助言している弁護士はキャンセルカルチャーに潰されるとは思ってなかったと思います(まあ、アホだと思いますが)。
弁護士の人達は、一部に活動家はいても、企業側についている弁護士は単純に保身的かつ良かれと思って助言していると思います(信じられないくらいの無知ですが、サントリーの社長を見れば、そんな企業人に雇われる弁護士側にだけ教養があるわけがありません。)。質問を受けたときは、「経営陣は、何であんな馬鹿な判断をし続けるのか、なぜわざわざ身を滅ぼす道を選ぶのか」との疑問が、参加者の中に残っていたのだと感じました。
以上、当日の感想です。