公論サポーター・ケロ坊さんからの
報告をご紹介します!
ケロ坊です。
10月28日更新のこんな記事を見つけました。
偽情報や陰謀論…「日本好き」欧州の若き研究者が「日本社会も劣化している」と語る理由
https://gendai.media/articles/-/118166?media=frau
フラウという20代後半の女性をターゲットにしてる雑誌のサイトの、「欧米人は日本をこう見てる」系の記事です。
今夏にベルギーで『ヨーロッパ日本研究協会』というもののカンファレンスがあったそうで、そのレポートになっています。
リンクは後編ですが、その冒頭のリンダという人の話で唐突に小林先生の名前が出てきます。
具体的な指摘は一切なく、「ファシズムや全体主義を正当化してる」という、左翼にありがちな非難をしています。
どうも『コロナ論』が全体主義批判ということは理解してるっぽいですが、それよりも『戦争論』への憎しみが上回っているのがうかがえます。
東ドイツ出身で、ネオナチやギャングから政府は守ってくれなかったという思いがあると言いますが、だから国家を重視しちゃいけないってどういう思考回路なのかよくわかりません。
留学先が沖縄だったことも影響してるそうですが、じゃあ『沖縄論』も読めよとしか言いようがないですね。
この会に参加してる人たちは大枠ではブレグジットやトランプや安倍は新右翼的潮流という見方のようで、
そこに小林先生のことを雑に一緒にして「超国家的な現象」とか言ってますが、超国家って意味がわかりません。
まあどうせ国粋主義だとか言いたいのでしょうけど、国を守る気持ちがなければウクライナは消滅するし、日本の危機は深まるのですけど?
反戦平和とウクライナを見捨てることは同義ということがわかってないのにエラソーにしている偽善者ですね。
中国の台湾侵攻があってもきっと口先だけでしょう。
しかも、この記事の前編のほうでは、ウクライナ人がロシア側のプロパガンダが日本のSNSに溢れていく様子を嘆いていて、
そこも『ウクライナ戦争論』と一致するはずなのに、読んでないからかガン無視です。
そういう不誠実なことを(無意識に)しまくっているくせに、ベルギー在住の栗田路子というライターはこう書きます。
>そして、一介の研究者に過ぎないのだから、日本社会や政治を偉そうに糾弾する立場にはないと、とても慎重で低姿勢だ。
「ヨーロッパ人様がおっしゃることは全部正しいだー。けど謙虚でありがてえだー」とか思ってそう笑
先生の死後に小林よしのりと『戦争論』のキャンセルに動くのはこういう“善人”たちなのでしょう。
BBCのあの記者のような。
これはベルギーでの会ですが、こうやって集まってキャンセル大好き左翼は準備しているということがわかりました。
『戦争論』が出て来たときの左翼の反応を、25年の周回遅れで追っかけてるという感じですね。
ジャニーズは、肝心のジュリー藤島やジャニーズ事務所にジャニー喜多川の名誉を守るつもりが一切なかっただけでなく、あろうことか故人であるジャニー喜多川をいけにえに差し出して延命を図るなどという姑息なことを企んだために、逆に崩壊へと至りました。
しかし、小林よしのりをキャンセルしようったって、そうはいきません!
その名誉と作品を絶対に守るという人は、どんどん育ってきています。
とにかく「真実は要らない、正義が欲しい」の偽善者はいつでもどこにでもいるということは、警戒しておかなければならないようです。