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小林よしのり
2023.10.18 10:39日々の出来事

ガザ地区の中心で子供の人権を叫べ!

ガザ地区の中心で子供の人権を叫ぶ者など誰もいない。
「人権」はグローバルな価値ではないからだ。

だが、日本ではすでに死亡した人物が冒した子供の
人権でも、刑事裁判なしで、鬼畜の所業と弾劾され、
一企業が廃業に追い込まれ、賠償金が支払われる。

ガザ地区の子供たちを、ジャニーズ事務所に預けたい
親はいっぱいいるだろう。
人の幸せは相対的なものだから、ガザ地区に住むより、
ジャニーズ合宿所でともだちんこされる方が幸せなのは
当たり前だ。

日本で平凡な日々をおくるより、スターになるために
ジャニ喜多にお尻くらい差し出しなさいと、ペンと叩いた
親だっているのだ。
そう当事者の会の平本がBBCで証言していた。

人権を絶対の価値とした日本のマスコミや、日本の
大企業や、馬鹿大衆たちは、ガザ地区の子供たちに
手を差し伸べるのか?
まさか性被害ではないから、手足が吹っ飛ぶくらいは
被害として軽いとでも言いたいのか?

それでいて子供の留守番は虐待ではないと条例案に
反対はする。
わしは塾通いで夜に一人で帰宅する子供の親は虐待
していると思うのだが?
誘拐されないかとヒヤヒヤする。

もともと人間に生来の権利があるなんて妄説を信じる
馬鹿が存在すること自体が異常なのだ。
せめてソーセージ望月のような自称ジャーナリストは、
さっさとガザ地区に行って、リアルを知れ!

小林よしのり

昭和28年福岡生まれ。漫画家。大学在学中にギャグ漫画『東大一直線』でデビュー。以降、『東大快進撃』『おぼっちゃまくん』などの代表作を発表。平成4年、世界初の思想漫画『ゴーマニズム宣言』を連載開始。『ゴーマニズム宣言』のスペシャル版として『差別論』『戦争論』『台湾論』『沖縄論』『天皇論』などを発表し論争を巻き起こす。
近刊に、『卑怯者の島』『民主主義という病い』『明治日本を作った男たち』『新・堕落論』など。
新しい試みとしてニコニコ動画にて、ブロマガ『小林よしのりライジング』を週1回配信している。
また平成29年から「FLASH」(光文社)にて新連載『よしりん辻説法』、平成30年からは再び「SPA!」(扶桑社)にて『ゴーマニズム宣言』、「小説幻冬」(幻冬舎)にて『おぼっちゃまくん』を連載開始し話題となっている。

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