そろそろシャツと短パンだけでは、寒くなってきた。
長いジャージと、上にも羽織らなければ寒い。
スタッフは風邪ひいて次々に休んでいる。
少し仕事に余裕ができたら休むから、常に締め切りギリギリ
になって、描き溜めが進まない。
わしの本音はもっと描きたいものがあるのだが、漫画は1人
じゃ描けない。
頭の中にあるアイデアは世に出ることはなく、消滅していく
のだろう。
常に少数派になるわしの社会に対するものの見方の一端でも、
明日の独演会で使えられたらいいと思う。
今日、大阪に行くが、栄養を摂って、熟睡しよう。
体力だけは明日まで持続させなければ。
体力があれば、気力は湧きおこる。
伝えるものはメッセージだけじゃなく、気迫や明るさだけ
でもいいのだ。
昭和28年福岡生まれ。漫画家。大学在学中にギャグ漫画『東大一直線』でデビュー。以降、『東大快進撃』『おぼっちゃまくん』などの代表作を発表。平成4年、世界初の思想漫画『ゴーマニズム宣言』を連載開始。『ゴーマニズム宣言』のスペシャル版として『差別論』『戦争論』『台湾論』『沖縄論』『天皇論』などを発表し論争を巻き起こす。
近刊に、『卑怯者の島』『民主主義という病い』『明治日本を作った男たち』『新・堕落論』など。
新しい試みとしてニコニコ動画にて、ブロマガ『小林よしのりライジング』を週1回配信している。
また平成29年から「FLASH」（光文社）にて新連載『よしりん辻説法』、平成30年からは再び「SPA!」（扶桑社）にて『ゴーマニズム宣言』、「小説幻冬」（幻冬舎）にて『おぼっちゃまくん』を連載開始し話題となっている。
