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トッキー
2023.9.19 13:56メディア

自称被害者代表・平本淳也と『ジャニーズおっかけマップ』訴訟

ジャニーズ問題の自称被害者についての疑惑が、続々と明るみに出ています!

このツイートに貼られていた元資料がこれ。


教科書ではなく、中学3年社会の「公民的分野」の内容「人間の尊重と日本国憲法」を受けて、広島県の中学校の教師が指導用に作った資料で、そこに「ジャニーズ追っかけマップ訴訟」が使われていたというものです。

『ジャニーズおっかけマップ』訴訟については以前も当ブログに書いたのですが、改めて転載しておきましょう。

 


 

「ジャニーズ性加害問題当事者の会」代表・平本淳也は、1996年に出版された『ジャニーズおっかけマップ』なる本に「監修」として名を連ねています。

この本には、ジャニーズ事務所所属タレントらの自宅や実家の所在地が、地図や写真付きで町名まで示されて掲載されており、そのためにタレント本人のみならず、その家族、関係者らは、落書き、深夜まで及ぶ人々の滞留、郵便物抜き取り等の多大な迷惑を被りました。

出版元の鹿砦社はこの本に「さらに詳細なマル秘データ」を加えた書籍として定価1万円の「ジャニーズ・ゴールド・マップ」なる本の出版を企画。ジャニーズ側は東京地裁に提訴し、地裁はその本の出版・販売を禁じる判決を下しました。

ところが鹿砦社はその判決が出た後の1997年10月に『ジャニーズおっかけマップ・スペシャル』という別の本を出し、ジャニーズタレントの自宅又は実家の所在地を番地まで特定して表示し、その所在地を示す地図と建物の写真を掲載したのです。

ジャニーズ側は東京地裁に提訴。1998年、『ジャニーズおっかけマップ・スペシャル』の出版・販売を禁ずる判決が下されました。

なお鹿砦社はその後も『ジャニーズおっかけマップ』と題するシリーズの本を、訴えられないように対策した上で2010年代まで毎年改訂して出版、商売し続けていました。

平本淳也は、こんな事件の最初に関わった人物です。
これはプライバシー権の侵害という、れっきとした人権侵害です。
そんなことをやっていながら、その後で「ジャニーズの入り方」指南の記事まで書いていた人物です!

【ジャニーズの入り方】オーディション内容や応募方法の裏ワザ|平本淳也のジャニーズ社会学
https://dailynewsonline.jp/intro/1338136/

どう見たってこれでは、「ジャニーズをネタにしてカネになるなら、何だってやる男」と判断するしかありません。もっと汚い言葉で言ってしまえば、「ジャニーズ・ゴロ」でしょうか。

 


 

「ジャニーズおっかけマップ訴訟」は、日本におけるプライバシー侵害訴訟のモデルケースになっているようで、法教育の現場で教材として使われているようです。例えば、これ

こうして、中学3年の授業の教材になるほどの人権侵害に加わった人間が、いま自分の人権を振りかざして被害者ヅラしているわけです。

なお、この訴訟については正確ではない記述がされている場合があるので、補足しておきます。

「ジャニーズおっかけマップ訴訟」は民事裁判であり、これで敗訴していても「犯罪」とか「犯罪者」とか言うことはできません。

ジャニー喜多川の性犯罪は民事裁判で認められていたといっても、刑事告訴されていない以上、ジャニーを「犯罪者」とはいえないのと同じことです。

そして、もっと重要なのは、『ジャニーズおっかけマップ』の件でジャニーズ側が訴えたのは出版社とその社長だけ最初の『おっかけマップ』に「監修」として名を連ねた平本淳也は訴えられていないということです!

あくまでも推測でしかありませんが、ジャニーズ事務所は、仮にも元所属タレントであった平本を裁判に引っ張り出して戦うことを良しとせず、温情で訴訟から外したのではないでしょうか?

もしもそうだとしたら、平本がやっていることは、いま思っているよりも、さらにとてつもなく罪深いということになるのですが。

トッキー

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テーマ: ゴー宣DOJO in広島「原爆の悲惨さはなぜ伝わらないのか?」

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