ただいま仕事で沖縄に来ております。 今日の目玉は、那覇航空基地の海軍砲台！！かつての小禄飛行場には、6基の15糎水上砲台があり、 米軍上陸時には軽巡洋艦1隻を撃沈、 しかし猛烈な砲爆撃により、この1基以外は ほとんど原型を留めなかったとか。 基地内で最も高い丘の上に設置されています。 そこからは海が見えました。 この海が、昭和20年4月、米艦船で真っ黒に埋め尽くされた・・・。 沖縄の壮絶な運命を思いつつ。 しかし戦争の跡というべきものは、 基地内にはこれのみなのだとか。 潰滅したとはいえ、 米軍に接収されたとはいえ、 無念。
昭和49年、神奈川県生まれ。ジャーナリスト。大妻女子大学短期大学部卒業後、出版社の編集記者を経て、平成13年にフリーとなる。国内外の戦争遺跡巡りや、戦場となった地への慰霊巡拝などを続け、大東亜戦争をテーマにした記事や書籍を発表。現在は、戦友会である「全国ソロモン会」常任理事を務める。戦争経験者の講演会を中心とする近現代史研究会（PandA会）主宰。大妻女子大学非常勤講師。國學院大學大学院文学研究科博士前期課程修了（歴史学修士）。著書に『女ひとり玉砕の島を行く』（文藝春秋）、『「白紙召集」で散る－軍属たちのガダルカナル戦記』（新潮社）、『「日本男児」という生き方』（草思社）、『沖縄戦 二十四歳の大隊長』（学研パブリッシング）など。
