先月末、4年ぶりに天皇ご一家が那須の御用邸で静養に入られ、ご一家の和やかなご様子が報じられていましたが、女性自身9月12日号の記事を読んで、びっくり仰天してしまいました。
本邸と附属邸から成る那須御用邸には、いずれも冷房がないそうです。
高原の那須といえども今年の猛暑は厳しく、連日30度以上で湿度もあり、決して涼しくないなか、天皇ご一家は扇風機と自然の風でしのがれていたそうです。
しかも本邸は築97年、附属邸は築88年の木造でかなり老朽化しており、ご一家が滞在する附属邸は「昔の木造校舎のような外観」で「こんな古い建物に天皇ご一家がいらっしゃるのか」という驚きの声が上がるほどだといいます。
見かねた地元の人などが建て替えを求めて署名活動を行ったが、5万1千筆が集まった署名は宮内庁などにお願いしても未だ受け取ってもらえないとのこと。
天皇皇后両陛下の「国民と苦労を分かち合う」というお気持ちからだろうというのですが、これを「美談」にしといていいのかどうか、疑問に思います。
さらにご静養で話題になったのは、愛子さまが髪を切られて皇后陛下と「おそろい」の髪型になったことで、女性自身ではお召しになったワンピースや歯列矯正と併せて「愛子さま 渡英目前美人化計画」なんてお気楽な記事にしていましたが、これに大きな意味を読み取るのが、7月の「愛子さま祭り」にご登壇いただいた矢部万紀子氏です。
矢部氏はAERA・dotで
『ボブヘアになった愛子さまの普通の女の子の語り口に思う 「安定的皇位継承」の切ない不確かさ』
https://dot.asahi.com/articles/-/200233?page=1
と題する記事を書かれています。
将来が決められない、残酷な立場に置き続けられている愛子さまに対して、矢部氏は心が痛むと書いています。
そして、「事態を止めているのが『男系男子』を絶対視する人たちの存在なのだとすれば、愛子さまの切なさを救えるのは国民だけだ。そこを忘れてはいけないと、個人的には思っている。」と文章を締めくくっています。これには全く同感です!!
「『男系男子』を絶対視する人たち」が、いかにトンデモであるかをギャグと共に明らかにしつつ、「愛子皇太子」の誕生こそが日本の希望であることを唱えたのが、『愛子天皇論』です!
この本を国民の声にして、現状を変えましょう!