(ほぼ)毎週水曜に、ほそぼそと日本人や日本社会のアイデンティティを探す旅をしている倉持麟太郎の「このクソ素晴らしき世界」も、ついに100回!(拍手!)
その通奏低音に常にあった「保守・リベラル」問題ではありますが、結局日本では保守とかリベラルを論じる以前の問題として、「日本」の国家化=近代化=西洋化という矛盾したプロセスに生じた歪みを再検証する必要があると考えております。なぜなら、別に敗戦でも日本国憲法でもそれらの歪みを残し続けたまま現代にいたる、状態だからです。
ゆがんだ基礎に接ぎ木してできたハリボテなのかキメラなのか、2023年の日本という国家が見せる様相の異様さを、憲法、戦争、天皇制度、はたまた市民社会における自由や差別の問題を通じて、朝まで論じたいと思います★
この総括的100回記念スペシャル特番のゲストは、よしりん先生と井上達夫先生!
サムネイルの圧が強すぎるという噂ですが、90分スペシャルで、お届けします。
井上先生からメールで「90分スペシャルの件、了解しました。90分で終わるかどうか、心配ではありますが。」という、関係者全員の心配を代弁してくださっておりました。