以前は今ごろの時期にはテレビでも新聞でも毎日毎日戦争の特集が組まれていたものですが、気がつくと、それもずいぶん減っているようです。
もう戦後78年も経って、新しい証言をする人もいなくなってきたからか?
毎年毎年同じような内容で、視聴率が取れないからか?
ウクライナで戦争をやっている時に「反戦平和」を唱える無意味さに気づいたからか?
そんな中、今日・8月4日は慰安婦問題の「河野談話」から30年だそうで、東京新聞に記事が載っていました。
例によって、「強制連行」のウソ証言から始まった問題だったことには完全にフタをして、「女性を傷つけたという事実の否定は許されない」と、現在の人権感覚で過去を裁く愚行を正義と信じて疑わない記事です。
面白いのは、この「河野談話30周年記念日」に、朝日新聞に関連の記事が見当たらないことです。
朝日新聞、「慰安婦問題誤報問題」で散々な目に遭ったトラウマから、まだ立ち直っていないんですかね?
吉田清治のウソ証言を報じたという点では、東京新聞も同罪のはずなんですが。
そもそも、今年記念すべきことは「河野談話30周年」なんかじゃありません。
『戦争論』出版25周年です!
この本によって自虐史観一色だった日本の空気は一変しました!
しかし、この本を誤読した者によって、ヘンな変わり方をしてしまったところもあります。
この本が伝えたかったことはまだまだ広まってはいないのです。
この夏、ぜひ『戦争論』をお読みください!
初めて読む人が衝撃を受けることはもちろんのこと、
ひさしぶりに読む人にも、必ず新たな発見があることでしょう!!