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小林よしのり
2023.7.9 09:56日々の出来事

池上彰の番組でインド版『おぼっちゃまくん』を紹介

昨日、池上彰の番組で、インドで「おぼっちゃまくん」
のアニメが視聴率1位だと伝えていた。
わしだけが言ってるみたいだから、人が信用してない
のではないかと訝っていたが、テレビで報じてくれた
から、わしがホラ吹いてるのじゃないと、これで分かっ
てくれただろう。

続編が欲しいというインド側からの要請に応えて、
日本側の原案・脚本提供で、インド側の作画100人体制
で制作が決定したと伝えていた。

な!わしが言ってた通りだろ?
ホラじゃないぞ。

現状は、第一段階で、わしがプロットや脚本をチェック
してみて、「『おぼっちゃまくん』の世界が分かってない
のではないか?」と危機感を覚え、これでは発想と脚本
段階で行き詰まるのではないか?という不安を抱いた。

これをプロデューサーとしんえい動画に伝えたが、
会議にかけられ、第二弾のプロットが先週、送られて
きて、チェックしたら、あっという間に最初の壁は突破
された。

わしが「このシナリオで作画したい」と思うくらい
面白いプロットが数本ある。
不思議なくらいだが、天才・小林よしのりを唸らせる
ほどの才能が開花した者がいるのだ!

これならやれる。インド、4億人の子供たちを大笑い
させるアニメが出来そうだ。
なにしろギャグアニメだ。
世界を激震させる作品になるだろう。
わしはもう、『おぼっちゃまくん』の世界に戻って
しまいたいくらいだ。

小林よしのり

昭和28年福岡生まれ。漫画家。大学在学中にギャグ漫画『東大一直線』でデビュー。以降、『東大快進撃』『おぼっちゃまくん』などの代表作を発表。平成4年、世界初の思想漫画『ゴーマニズム宣言』を連載開始。『ゴーマニズム宣言』のスペシャル版として『差別論』『戦争論』『台湾論』『沖縄論』『天皇論』などを発表し論争を巻き起こす。
近刊に、『卑怯者の島』『民主主義という病い』『明治日本を作った男たち』『新・堕落論』など。
新しい試みとしてニコニコ動画にて、ブロマガ『小林よしのりライジング』を週1回配信している。
また平成29年から「FLASH」(光文社)にて新連載『よしりん辻説法』、平成30年からは再び「SPA!」(扶桑社)にて『ゴーマニズム宣言』、「小説幻冬」(幻冬舎)にて『おぼっちゃまくん』を連載開始し話題となっている。

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