アニメ『おぼっちゃまくん』の脚本家のみなさんへ。
御坊家で雇っている「お助け軍団」の性格付けについて、
説明しておきます。
「お助け軍団」はあまりにご都合主義的に出てくるキャラ
ですが、人間でも動物でも何でも都合よく御坊家に雇われ
ていることにすればいいというわけではありません。
「お助け軍団」は、特殊な能力を持つ人間たちで、その
能力はあくまでも「ナンセンス」!
基本的には、あり得ない能力を持つことが条件です。
御坊家以外には、こんな奴は雇わない、という馬鹿馬鹿
しい特殊能力が、御坊家では、特に茶魔にとっては、
役に立つことになっています。
基本は人間です。
亀は茶魔の家来であり、愛馬みたいなもの。
茶魔の移動手段として使われています。
これも「特殊」で「ナンセンス」な存在です。
亀は、馬みたいに人間の乗り物になるはずがない生き物で、
「乗亀隊」という設定自体がナンセンスでギャグなのです。
陸上動物でも、海上動物でも、普通に調教された生物は
「お助け軍団」にはなりません。
馬や牛やイルカやクジラを調教しても、「ナンセンス」や
「笑い」に繋がらないので、「お助け軍団」にはならない
のです。
「あり得ない。ナンセンス」の要素がある存在が「お助け
軍団」です。
ハチャメチャなようでも、ルールがあります。
ルールを守れば、新しい「お助け軍団」のメンバーを創造
するのも自由です。