「AERA」が皇位継承問題の特集をやっている。
最新の古代史の学説を学んでもおらず、将来の皇室の
ことを合理的に考えてもいない、驚くべきことは、
憲法14条の「門地による差別」をいまだに知らない、
それでいて権威主義に引きずられた、まったく煮え
切らない屁のような言説ばかりだ。
憲法14条の「門地による差別」が全然考慮されていない
点を見ると、わしの「愛子天皇論」も読んではいない、
それは当然、朝日系が権威主義だからであるが、
里中満智子だったら政府のお墨付きだったから、権威を
認めているのだろう。
一応、朝日新聞系は「リベラル気どり」なのだが、臆病
だから、「女系も認めるしかないのだが」という建て前を
出しつつも、「混乱が起こるから」などと言いながら、
「結論は先送り」がいいという結論に持って行く。
本音は危機感ゼロの、毒にも薬にもならない特集だ。
こんな「リベラル気どりの曖昧主義」だから、「週刊朝日」
も消滅せざるを得なかったのだろう。
男系似非保守が単なるバッシングしか出来ない中にあって、
なぜリベラルが「曖昧ではないバランス感覚」を主張
できないのか?
脳が馬鹿だからとしか言いようがないが、せめてわしの
『愛子天皇論』くらい読んでみろ!
この「AERA」の特集なら「論破祭り」のお題にするのは
意義がある。
だが、曖昧なだけに、論破するのは難しいかもしれない。
ぜひ公論戦士たちは、これに挑戦してほしい。