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大須賀淳
2023.5.25 09:18皇統問題

ページの合間に棲む「怨霊」

2009年に発行され、23万部のベストセラーとなった最初の「天皇論」。

 

うちの本棚にもちゃんと初版がありますが、最初にこれを夢中で読んでいた時には、まさか自分が後に「愛子さまを皇太子に」というイベントに全力投球してる未来は想像できなかったなあ(=皇室の危機なので、複雑な気持ちです)。

 

同書は後に、上皇陛下(当時の天皇陛下)が生前退位のご意向を示された事を受けて大幅に増補改訂された「天皇論 平成29年」となり、正直この内容だけで「男系男子固執はあり得ない」事を完全に理解できます(当然、それだけに留まらない、あらゆる真髄に触れた弩級の一冊です)。

 

なので、最近は初代を開く事もほとんど無いのですが、こうやってパラパラとめくっていると読んだ当時の事を思い出…

 

ヒッ!

い、いま何か禍々しい感じのモノが見えた気が…?

 

今度は反対からパラパラパラ…
ギャアアァァ!怨霊の写真!!…では…ない?

 

はい、実は最初の天皇論にはまだ竹田恒泰氏は出てこないので、同じ小学館発行、そして(一応は)同じく天皇をテーマにした書籍のビラがはさまってたんですね。

 

今だったら、何か呪詛とかその類いの目的で挟まれた紙かと思っちゃいそうです。

 

しかしまあ、なんというか…

 

もう完全に、「ムー」とか、「たま出版」の本かと思うほどの、これでもかとばかりのオカルトっぷり…。

 

いや、でも良いんですよ。竹田氏のような一般国民には言論の自由が許されているのですから。

 

たとえば、いくらご結婚により国民になられたといっても、皇室に生まれた小室眞子さんがこうした本を書くことは絶対にないと思いますが、生まれた時からの100%一般国民であれば、天皇を題材にしてオカルト味タップリの本を書くような自由だって享受できてしまう。

 

竹田さん、我々一般国民には大きな自由があって、本当に有り難い事ですよねー。

 

あ、ところで、この(どの?)界隈って「複数冊買う」のがデフォルトなんでしょうか(笑)

 

もし、「愛子さまを皇太子に」と願っていつつ、まだ「天皇論 平成29年」を読んでいない方がいたら、一冊で良いので(怒られる?(笑))是非是非読んでください!事前に読んでおくと、「愛子天皇論」の単行本をきっと何十倍もアツい気持ちで読めますよ!
大須賀淳

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