ライジングは、小林先生が陰謀論の分析連載を開始とのことで、
私も、今回内容がかぶっているっぽいですが、
ビル・ゲイツ陰謀論の発生源と、誤訳・曲解について調べてます。
でも、陰謀論にハマってしまった人は、
陰謀から陰謀をどんどこどんどこどんどこどんどこ生み出していて、
目についた「不可解、不審」とされる出来事は、
なにもかも「闇政府ディープステートの計画」に回収しようと
するので本当に大変。
15年くらい前、精神的に病みまくって病院通ってたときに、
神経過敏になって、無関係の点と点とをむやみやたらと
結び付けてしまう思考回路から抜け出せなくなるという症状に
陥ったことがあるんだけど、あれのマイルドな状態なのかなあ?
きのう原稿書き終わったあとに、また調べものをしていたら、
「養鶏場で火事が相次いでいる」
というニュースから、
「従来のインフルエンザワクチンは、卵がないと培養・製造できない」
↓↓↓
「採卵用の鶏を大量に焼いて、従来のワクチンを製造不能にし、
mRNAワクチンを普及する計画だ」
↓↓↓
「鳥インフルエンザによる殺処分も、計画的なんだ」
という言説が発生しているらしい。
養鶏場の火災が例年の何十倍にもなって、
日本の採卵畜舎1800あまり、ブロイラー畜舎2100あまりが全滅、
という話ならまだわかるけど、
もともと畜舎って火災がけっこう多くて、何年も前から消防庁が
発生件数をまとめてる資料があったりする。
引火しやすいものが多くて、空調があって、しかも古びた配線の
まま24時間電気を使っているので、火事が起きやすい条件が
揃っているらしい。
その時の空気の乾燥とか、気候条件も影響するだろう。
じゃあなんで今年は目立ったのかというと、
そもそもウクライナ・ロシアで2年前から飼料が高騰したり、
輸送のコストが上がってしまったりなど、
「物価の優等生」と言われていた卵の値段が上がる状況で、
「こんなに卵の値段が上がっているのに、よりにもよって
養鶏場で火事が! しかも鳥インフルエンザまで!」
みたいな感覚で注目しやすく、例年以上にニュースとして
取り扱われやすいからではないのー?
知らんけど。
ちょっと落ち着いて考えましょー。