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泉美木蘭
2023.5.6 13:28

欺瞞の朝日新聞「コロナで13.5万人死者増」!?

朝日新聞の朝刊1面にびっくり!
WHOがコロナ終了を宣言したことを受けて、
独自に死亡データを調査した記事だけど、見出しは

「コロナ下 国内死者13.5万人増」!

ところが朝日新聞作成のグラフを見ると、
コロナ騒ぎがはじまった2020年は、超過死亡どころか、
むしろ例年より3.5万人も死者が減少している。

しかし、翌21年、22年は、死者が倍々に積み重なっていく。
朝日新聞いわく、20年に死者が例年より減ったのは、

「マスクの着用や外出自粛が進み、インフルエンザの流行が
抑えられるなどした」

とな。
ぶふぉぁええええっ!
信じらんねー! びっくりして、昼食のそうめん噴き散らかした。

3年もたってホントになにも知らないの!?
例年どおり猛威を振るい始めたインフルエンザの流行グラフが
ぽっきり折れて、すっかり抑え込まれたのは、2020年ではなく、
2019年の52週目(2020.12.23~12.30)
なんですけど!

データあるのよ! 国立感染症研究所に!
これは、ウイルス干渉!
コロナ出現によってインフルが折れた時期、
日本人はまだマスクの着用なんて
やってません。
外出自粛もしてません。

ぴっちりマスクして、他人との距離をとりはじめたのは
その後のこと! なのに死者増!
松坂大輔の直球に、回転してスッコケた阪神・片岡篤史ばりの
完全空振り三振です! 参考動画

そもそも13.5万人増の死者、死因はコロナなんですか?

朝日新聞の調べによると、顕著な死因は、

「心筋梗塞や脳卒中などの循環器の病気」

「肺炎など呼吸器の病気」
「老衰」

なんじゃそりゃー!
原因として、医療ひっ迫、受診控えなどをあげて、
満足な医療が受けられないほどコロナ・パンデミックは
恐ろしい3年間だったと印象付ける記事になっている。

「単なるPCR陽性」なだけで、もともと終末期の高齢者が
次々と「コロナ死」にカウントされていったほか、
肺炎ですらコロナ起因でないものが大多数であることは
既知の事実。
しかも、心筋梗塞や脳卒中?
21年から死者が倍々に増加?
武漢株の時期ならいざ知らず、21年、22年以降になって、
コロナ起因の血栓症で、そんなに人が死にました?
死後も全例PCR検査のこの3年間で、とりこぼした死者が
そんなにいるとでも!?

これ、ワクチンの被害が相当数含まれてるという視点は
一切持たないの?


不可解なことに、この記事では、一切「ワクチン」
という
言葉が出てこない。

朝日新聞は
「コロナでこんなに死者が増えた!」
と強調するために、

「・・・てことは、ワクチン、効いてなかったのでは?」
という重要な疑問を見て見ぬふりするという欺瞞に陥ってますよ?

全国民に8発分ものワクチンを買い込んで、
「ワクチンを打てば感染しない・させない」
とふれまわる、そのキャンペーンを報道機関として担った上での
この結果、どう受け止めているのか?

コロナ患者受け入れ先として指定されていたはずの基幹病院は、
ベッド数を減らしても補助金が満額入るという、
受け入れ不能な状態をわざわざ作るための国の指示を守った結果、
確保病床の50%程度しか入院させていなかったことが、
すでに会計検査院の調査で判明しています。

介護施設の高齢者に対しては、家族とも会えない状態で閉じ込めて
しまい、心身の衰弱や認知症の進行をわざわざ早まらせるような
指示を各施設に出したことが、逆効果だったのではという指摘も
起きています。

そして、ワクチンについてはWHOにも集計があり、
全世界で500万人規模の被害が報告されています。

見るべき部分を一切無視して、
「コロナはやっぱり恐ろしかった」
でまとめてしまおうという新聞、これがインフォデミックの
仕上げのはじまりですね。

 

泉美木蘭

昭和52年、三重県生まれ。近畿大学文芸学部卒業後、起業するもたちまち人生袋小路。紆余曲折あって物書きに。小説『会社ごっこ』(太田出版)『オンナ部』(バジリコ)『エム女の手帖』(幻冬舎)『AiLARA「ナジャ」と「アイララ」の半世紀』(Echell-1)等。創作朗読「もくれん座」主宰『ヤマトタケル物語』『あわてんぼ!』『瓶の中の男』等。『小林よしのりライジング』にて社会時評『泉美木蘭のトンデモ見聞録』、幻冬舎Plusにて『オオカミ少女に気をつけろ!~欲望と世論とフェイクニュース』を連載中。東洋経済オンラインでも定期的に記事を執筆している。
TOKYO MX『モーニングCROSS』コメンテーター。
趣味は合気道とサルサ、ラテンDJ。

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