ゴー宣DOJO

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小林よしのり
2023.5.6 12:33日々の出来事

50年間の積み重ねはレッテル貼りで揺らぐものではない。

『東大一直線』は100万部売れて、マスコミに取り
上げられていたから現在50代、60代のファンがいる
のは間違いない。

そのあと『おぼっちゃまくん』が600万部以上売れて
(今は何万部になったか知らない)、アニメが4年間
くらい続いていたが、これには今でも熱狂的なファン
がいる。
インドでは視聴率トップで、今後はインド版の製作が
始まり、インドにファン層が拡がっていく。

さらに『ゴーマニズム宣言』が大ヒットして、これは
いろんなテーマに細分化して、『差別論』や『脱正義論』
や『戦争論』や『天皇論』などでそれぞれ話題を呼び、
最近では『コロナ論』にも強力なファンをつけてしまい、
通算2000万部くらい売れたかもしれない。

そのホームランの間に、一塁打は細かく出してきている
ので、ヒットしてない漫画にも、ファンが付いている。
『よしりん辻説法』は6年間も続いたし、女性のファンも
多かった。

『東大一直線』から今まで50年弱、全部読んできた人
などいないのではないか?
そりゃあ、膨大にファンがいるだろうから、わしのアンチ
に堕ちた者からすれば、わしをカルト教祖とかファンを
信者とか罵倒したくなる気持ちは理解できる。
恐れの表明だから仕方がない。

わし自身も不思議なほどわしの感性に共鳴するファンは
いるらしくて、「ゴー宣道場」に参加していない人たち
でも、熱心なファンは確かにいる。
宗教とか信者とか何百回言われたか知れないが、わしは
カリスマ性を高める気がないから、平気で読者の中に
入っていって酒を飲む。

アンチが恐れて宗教レッテルを貼っても、微動だに
しないのはもう仕方がないことだと思うよ。

小林よしのり

昭和28年福岡生まれ。漫画家。大学在学中にギャグ漫画『東大一直線』でデビュー。以降、『東大快進撃』『おぼっちゃまくん』などの代表作を発表。平成4年、世界初の思想漫画『ゴーマニズム宣言』を連載開始。『ゴーマニズム宣言』のスペシャル版として『差別論』『戦争論』『台湾論』『沖縄論』『天皇論』などを発表し論争を巻き起こす。
近刊に、『卑怯者の島』『民主主義という病い』『明治日本を作った男たち』『新・堕落論』など。
新しい試みとしてニコニコ動画にて、ブロマガ『小林よしのりライジング』を週1回配信している。
また平成29年から「FLASH」(光文社)にて新連載『よしりん辻説法』、平成30年からは再び「SPA!」(扶桑社)にて『ゴーマニズム宣言』、「小説幻冬」(幻冬舎)にて『おぼっちゃまくん』を連載開始し話題となっている。

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