久々の1人語りでございます。
幕末~維新、自分たちの頭で、この国のアイデンティティと普遍的価値に想いを馳せながら、様々な立場の人々が憲法構想(私擬憲法)をしました。
五日市憲法や、植木枝盛の私擬憲法は大変有名であり、そのリベラルな内容は日本国憲法にも通ずると言われることもあります。
これ以外にもいろいろな人々が憲法構想を明らかにしていました。
しかし!これらは現在「忘れられて」います。
風化したから?無視されたから?それとも…??
自由民権運動とは何だったのか、そのプロジェクトと失敗に焦点を当てつつ、今日の放送では「明治のベートーヴェン」を主題に文化的な側面からも「失われた日本人」に光を照射して、今我々が抱いている「あたりまえ」を疑う作業を変態的にしたいと思います。