昨日のちぇぶさんのブログを拝見。
男系固執派・自民党長島昭久議員vs倉持麟太郎師範
長島昭久議員は、倉山満の著書を鵜呑みにして、
皇統は男系継承が伝統であると思い込んでいるらしい。
ツイッターで、「皇位の継承」とは、
天皇かどうかではなく、血統の問題だと言っている。
そう断言する長島議員には、ぜひ次のことを伺いたい。
1 「皇位の万世一系とは、形式的な皇位の継承ではなく、
遡ると必ず初代天皇に行き着く『血統』の連続性」だと
書いているが、その血統は、なぜ男性に限られるのか。
なぜ女性ではダメなのか。
2 皇位継承が男系男子と定められたのは明治時代だが、
女帝が不可となったのは「今の世情が男尊女卑だから」。
現在の皇室典範も明治典範を踏襲しているが、
令和の今、それが妥当だと考えるか。またそれはなぜか。
3 古代は男系・女系の双方が機能する双系的な社会であり、
男系継承はシナの父系制の影響によるところが大きい。
シナの影響を多分に受けている「男系での継承」は、
本当に日本の伝統であり、かつ「あるべき姿だ」と考えるか。
4 このまま男系継承のしばりが続けば、悠仁さまのお妃が
絶対に男児を産まなければならない。自分の努力では
どうにもならない出産や性別を一人の女性に強要することは
妥当だと考えるか。
5 「男系の血統」を重視するあまり、旧宮家系の男系男子を
養子とする案があるが、ひとりの国民男性の人生を
血統によってより分けることは「法の下の平等」
「門地による差別の禁止」に反しないか。
また人の一生を将棋のコマのように右から左へと動かす、
それが現実的に、本当に可能だと考えるか。
6 天皇を敬愛するか。またその理由は何か。
女性・女系天皇が即位した場合、その敬愛はなくなるのか。
それはなぜか。
7 皇位の継承を少しでも安定的なものにする、
これは国家のあり方を考えていく上での大前提だが、
男系の血統こそが正統だというのは、
ご自身の安全保障政策と同様、観念論ではなく、
現実的な視点で熟考された上での発言か。
以上。
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