久々?の独り語りっす
先月、現役高校生を原告に、13歳のときの本人の同意なき「医療保護入院」の違憲・違法性を訴えて訴訟提起しました。
今回は、本件に限定せず、世界的に見ても日本の驚くべき異常なまでの「収容大国」っぷりを皆さんと共有したいと思います。
認知症、子育て、夫婦関係、生活保護…社会に転がるあらゆる事象に「収容大国」の扉は隣り合わせなんです。
私もこの訴訟提起をしながら情報をアップデートしていますが、恥ずかしながらここまでとは知らず、社会で「蓋」をしてしまっている事柄は、まるでこの社会で起きていることではないかのように生活できてしまうことに再度自分のアラームを鳴らしているところです。
そして、ここにはやはり人権や憲法の「実践」が不足しすぎている。これまで戦ってきた人々はもちろんいますが、当事者ではない私たちが、裏返しの当事者として、問題意識をもたないといけない。気づかないうちに自分も「蓋」の上にのっていないか。
まずは知ってほしいんです。
身体拘束、投薬はもちろんのこと、医療機関や自治体と施設の”悪しき”連携によって、社会の周縁にいる人が僕らの目の前に見なくなっています。
そして、この感覚は、昨今のド外れた人権感覚の政治空間とも地続きで連なっています。
そんな話を、60分超特急でしたいと思います
是非、一緒に知って、考えて、「蓋」を開けるの手伝ってください。