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泉美木蘭
2023.2.5 10:42

「Yだもの」の変態性を改めて実感…。

固執亭の「Yだもの 神武天皇のYだもの…」がやたらと
記憶にこびりついてしまって、
今後、居酒屋のトイレで、相田みつをの詩を見るたびに、
ファラオ化の一途をたどる「さからえよしこ」の顔とともに
思い出してしまいそう。

「Y染色体=男性の性別決定遺伝子」という科学的な話は、
一般的には、あまり理解されていることではないので、
何年も継続して「Y」の議論を詳しく知っている私は、
すんなり読んで「オモロく馬鹿にしてはるな~!」と
笑ったけど、
「Y染色体って、なに?」とポカンとする人もいるようだ。

それで、まず、人間のDNAと染色体の仕組みを説明して、
「卵子と精子の染色体が合わさったとき、精子がY染色体を
持っていた場合は、受精卵の性染色体がXYになるので、
生まれてくる子が、男の子になるんだけど・・・」
などなど解説したけど、怪訝な顔されるばかりだし、
話しているこちらも、そもそも「染色体」「DNA」などの
単語そのものが、皇統問題にあまりに馴染まなすぎて、
なんでこんな解説してるんだろう、という気分になってきて、
いやー、男系固執派って、変態だなーと思ってはいたけど、

改めて異様さを実感した次第。

引越しで家のなかごっちゃごちゃになってきた。
もろもろ大変すぎて、1月末だった大仕事の締め切りを、
2月末まで延期してもらえて、大変感謝しております…。

 

泉美木蘭

昭和52年、三重県生まれ。近畿大学文芸学部卒業後、起業するもたちまち人生袋小路。紆余曲折あって物書きに。小説『会社ごっこ』(太田出版)『オンナ部』(バジリコ)『エム女の手帖』(幻冬舎)『AiLARA「ナジャ」と「アイララ」の半世紀』(Echell-1)等。創作朗読「もくれん座」主宰『ヤマトタケル物語』『あわてんぼ!』『瓶の中の男』等。『小林よしのりライジング』にて社会時評『泉美木蘭のトンデモ見聞録』、幻冬舎Plusにて『オオカミ少女に気をつけろ!~欲望と世論とフェイクニュース』を連載中。東洋経済オンラインでも定期的に記事を執筆している。
TOKYO MX『モーニングCROSS』コメンテーター。
趣味は合気道とサルサ、ラテンDJ。

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