『よしりん御伽草子』
「初見で5歳10歳の娘達に読み聞かせてしまった感想」の
続きです!
「よしりん御伽草子」、昨日我が家の子ども達が怖がった感想を書きましたが、よしりん先生には次回も毒を抜かない御伽草子を描いて頂きたいと思いました^_^
私が「児童書のエリアに置いておいて大丈夫かな?」と書いたのは、よしりん先生の作風に免疫の無い親子が他の児童書を読むノリで読むと、さぞかしビックリするんじゃないかなーという単なる老婆心的心情です。
昨今、テレビやネットやゲームではもっとグロく、もっとエロい映像など、子ども達が簡単に触れている現状だと思います。
(我が家の子ども達はテレビも見ずゲームもしませんが)
しかし、それら電子機器からの信号で得る情報と、紙の本で実際に自ら読み得る情報は、全然違うものだと思っています。
しかも、物語ですし。
一夜明けて、改めて子ども達に感想を聞いてみると、長女は「よしりん絵うま過ぎだよー。余計怖いし(笑)」と笑っていました。残酷なシーンもあったりするけど、人間ってそういうもんだよ、妹が産まれる所も見てたでしょ?血まみれで産まれてきたじゃん、と言うと、「そうだねー」と。
人一倍敏感な彼女は、再び本を開くのはもっと先だろうかとおもいますが、きっと何か「怖い」以外の発見もあっただろうと期待しています。
5歳さんにも聞いたところ、ウサギがとにかく可愛かった!し、喋ってる言葉(茶魔の九州弁)が珍しくて面白かったそうです。怖がって聴いてたくせに、突然「私の事もう愛してないのね」と、乙姫様のセリフを突然言ったり、私がカレーさんの生放送でよしりん先生の歌を取り急ぎ聴いて、節回しを教えてあげたら、ババ汁の歌をずっと歌っていました。
でも「寝る時は思い出して怖いから歌わない」そうです(笑)
昔、テレビで見ていた「まんがにっぽん昔話」も必ず明るい話とちょっと怖い話をセットで放送していましたけど、今はそういう子ども心に自然と入ってくるおどろおどろしい雰囲気が少なくてつまんないなーと思います。
最後に私が一番好きなのは、鬼の「ギロリ」のページ!!
めちゃくちゃカッコいい!!!あのページのクリアファイルとか栞とかグッズがあったら絶対買います(笑)
(Madokaさん)
確かに、年齢制限かけるんなら
ネットの方が先で、それもすぐやるべき
だと思いますね。
ネットにはどれだけ無法な
エログロ表現が野放しにされてるか
わかったものじゃありませんが
それとは絶対に一緒にされたくはないものです。
『よしりん御伽草子』、
この唯一無二の表現作品は、
子供が読んでもきっと貴重な原体験に
なるんじゃないかと思います
そうあってほしいという願望込みで。