ゴー宣DOJO

BLOGブログ
泉美木蘭
2023.1.25 09:24

死体の鼻から漏れたガスで感染してたらしー。

【読売新聞】死体の鼻などを詰め物で塞ぐとコロナ感染広がらず…
東大などハムスターで実験
https://www.yomiuri.co.jp/science/20230124-OYT1T50097/

コロナに感染して死んだハムスターの死体の
鼻と口と肛門を詰め物でふさぐと、
他のハムスターに感染が広がらないというスゴイ実験を、
東京大学のチームがまとめたらしー。

「死体の鼻などから漏れるガスで感染するんだろう、
だから、コロナに感染して死亡した人の遺体も、
鼻と口と肛門に詰め物をする処置さえすれば、
わざわざ納体袋に入れて厳重に管理しなくてもいい」
という厚労省のスゴイ決定に影響与えたらしー。

あのー。
それって、以前からふつうにどの遺体にも行われている
エンゼルケアで十分でした、という話ですけど……。

人間は、ハムスターみたいに、くんくんあちこちに
鼻をつけて嗅ぎまわったり、ベタベタ床をはいずったり
駆け回ったりしないと思うんですけど……。

「コロナ感染者のご遺体を、いちいちこんな厳重管理する
ムードを、そろそろやめたいけど、なにか理由ないかね?
権威ある研究とか、ないの? 東大とかさー」
みたいな感覚から、逆算して編み出された実験なのでは
という気配が、ものスゴく漂ってくるけど……。

ていうか、穴から漏れるガスで感染するって話なら、
人々には、マスクどころか、おケツの穴に詰め物をさせて、
「おなら禁止」にしなきゃいけないよ!

大切な人を守るために、おならをやめましょうだよ。

いやあ、日本の最高学府・東京大学、
いろんな意味で、スゲーっすね。

すごすぎて、ひっくり返って頭打ちそう。

 

泉美木蘭

昭和52年、三重県生まれ。近畿大学文芸学部卒業後、起業するもたちまち人生袋小路。紆余曲折あって物書きに。小説『会社ごっこ』(太田出版)『オンナ部』(バジリコ)『エム女の手帖』(幻冬舎)『AiLARA「ナジャ」と「アイララ」の半世紀』(Echell-1)等。創作朗読「もくれん座」主宰『ヤマトタケル物語』『あわてんぼ!』『瓶の中の男』等。『小林よしのりライジング』にて社会時評『泉美木蘭のトンデモ見聞録』、幻冬舎Plusにて『オオカミ少女に気をつけろ!~欲望と世論とフェイクニュース』を連載中。東洋経済オンラインでも定期的に記事を執筆している。
TOKYO MX『モーニングCROSS』コメンテーター。
趣味は合気道とサルサ、ラテンDJ。

次回の開催予定

INFORMATIONお知らせ