11日に産経ニュースの有料会員記事に載った三浦瑠麗の論考(?)、『安倍元首相は2度、暗殺された』が今朝の産経新聞に転載されていましたので、これに対する批判も再掲します。
三浦瑠麗は、安倍元首相の側に暗殺される理由があったのではないかと言うのは、「レイプ被害者にも非があったのではないか」と言うのと同じだと主張しています。
そして、これは「セカンド・レイプ」に倣って「セカンド・アサシネーション(暗殺)」と呼ぶべきであり、「安倍元首相は2度、暗殺された」と言ってるのです!
馬鹿じゃないの!!?? 知ってるけど!!!
レイプ被害者と安倍元首相が、同じわけがないでしょうが!!!
レイプ被害者に対する「セカンド・レイプ」は許されるものではありませんが、だからといって、「被害者」全てを絶対視して、批判は一切許さないなどという意見は決して認めません。
なぜなら、かつては「従軍慰安婦問題」に疑問を呈しただけで「セカンド・レイプ」と言われて、議論ができなかったのですから!
三浦瑠麗は「従軍慰安婦問題」の時の左翼とやってることが全く同じで、ただ「被害者」を神聖化し、自分にとって都合の悪い言論を封じようとしているだけです。
違うところといえば、「セカンド・アサシネーション」などという珍妙な新語を考案して、悦に入っていることくらいでしょう。
安倍晋三は表向きは「自虐史観の克服」とか言いながら、裏では統一協会という「自虐史観」をベースに日本から巨額の財産を巻き上げ、数多くの家族を崩壊させていた反日カルトと、自分の政権維持という私欲だけのために結託していた「売国奴」だったのです。
そして、統一協会によって家族と人生を壊された男の恨みを買い、殺されたのです。
これは単なる事実です。
三浦瑠麗は、これを言うことが「憲政史上最長の安倍政権の足跡を、旧統一教会との関係という一点に意味合いを集約することで、亡きものにしようとする動きに基づいてい」るとか言っていますが、こういうのを「陰謀論」と言うのです。
そんな陰謀なんかありません。
ただ単に、事実を言ってるだけです!
安倍晋三を守るためなら、どんな詭弁を繰り出そうが、どんな奇怪な新語をひねり出そうが、陰謀論に嵌りまくろうが、何だって言うのが三浦瑠麗。
こんなの「言論人」じゃありません! 最初っからだけど!!
…にしても、いくらなんでもとてもじゃないけど本紙には掲載できないレベルの駄文だから誰も読まないネットニュースの有料記事に回していたんだろうと勝手に思っていたのですが、産経新聞にそんな判断ができるわけはなかったですね。