ゴー宣DOJO

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泉美木蘭
2023.1.13 20:32

「図に乗り人」を撃墜してしまった

あまり他人に向かって本気でキレたりしないように
心がけているんだけど、
私のまったく知らないところで、
勝手に私を使った企画が作られていて、
私には相談どころか、連絡すらなしに、
関係者各位の前で、いきなり、
「ジャーン! この企画、すごいでしょ?
泉美さんなら、優しいからやってくれますよね?」
みたいな無茶ブリ発表をされるという出来事があり、
瞬間沸騰して、「ふざけんなよ」と声に出して言ってしまい、
場を凍り付かせてしまった。
たしかに、私が優しく甘く対応しすぎていたから仕方ないけど、
世の中には、ホンット、図に乗る人が、結構いるんだよね。

以前は、気づいた時には、図に乗られたあとで、
内心イヤ〜な気分でも、「しょうがないなあ」という
言葉にくるんで受け入れておくことが多かった。
でも、いい加減、自分がなめられてることに対して、
敏感に反応するようになったんよね。
「図に乗り人襲来アラーム」がピコピコ鳴るので、
くるくる旋回して逃げる方法を考えたり、
早めの撤退で接触を避けたりしてきたけど、
あまりに図に乗り人出現が相次ぐので、
いい加減、撃墜していいんじゃないかとしか思えなくなり、
即刻、正面から撃ち落としてしまった。
衝撃波が、ちと、大きかったみたい。

テーブルにスマホ、パーン! とか叩き置いたりして、
悪かった。スマホにな。

泉美木蘭

昭和52年、三重県生まれ。近畿大学文芸学部卒業後、起業するもたちまち人生袋小路。紆余曲折あって物書きに。小説『会社ごっこ』(太田出版)『オンナ部』(バジリコ)『エム女の手帖』(幻冬舎)『AiLARA「ナジャ」と「アイララ」の半世紀』(Echell-1)等。創作朗読「もくれん座」主宰『ヤマトタケル物語』『あわてんぼ!』『瓶の中の男』等。『小林よしのりライジング』にて社会時評『泉美木蘭のトンデモ見聞録』、幻冬舎Plusにて『オオカミ少女に気をつけろ!~欲望と世論とフェイクニュース』を連載中。東洋経済オンラインでも定期的に記事を執筆している。
TOKYO MX『モーニングCROSS』コメンテーター。
趣味は合気道とサルサ、ラテンDJ。

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