女とは感情の生き物だとは昔から言われていて、
男尊女卑の時代錯誤のオヤジたちは、女に対して
マウントをとるために、安易にそれを言いたがるし、
フェミニズムはそれに怒りを表明し、断固否定する。
たしかに男の中にも、客観性を失って、感情でしか
反応してないヒステリー馬鹿は多い。
今年もそういう男の言動は見てきた。
だがそれでも女は感情の生き物のようで、自分の謎の
言動の原因をどう突き止めようとしても、本人が
本当に分からないということがあるようだ。
分からないのか、分かりたくないのかは、もっと踏み
込まないと分からないのだが。
一瞬の理不尽な言動の「遠因」はどうやらあるようで、
まるでフロイト分析のようにして、そこを推察し、
指摘するのを控えるという誤魔化し方をする他ない。
自覚させるというセラピーのやり方が、現実社会の中
では、必ずしも正解ではない。
自分で自分の精神分析が出来ないという人間は確かに
いる。
皇統の男系固執になった女性論客もその類で、自分の
言動の精神分析が出来ない人種なのだ。
自覚したくないのは現在が心地よいからで、放っておく
ほうがその人のためということもある。
どこまで自分の優しさを発動するか、あえて厳しく
接してやるかは、わしの愛情次第だろうが、果たして
他人にまで仏になれるかどうかは分からない。