ゴー宣DOJO

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泉美木蘭
2022.12.19 20:45

それな。私も岡本太郎展でマスク注意されました…

岡本太郎展、私は、今年の7月に大阪で
カレー&たけしコンビとの「おどれら」の翌日に
観てきたけど、トッキーと同じように、マスク警察に
注意されたんだよね。

会場を出て、館内のわざわざ人のいない隅っこにある
ベンチを探して、マスクを顎にずらして、黙ってぽつんと
座っていたのだけど、
わざわざ制服の警備員が近づいてきて、
マスクをしっかりしろと。
周囲半径15メートル、誰もいなかったのにですよ

ちょうど「黒い太陽」(1949)を間近に見て、
届かぬ太陽に手をのばす人間は苦悩する、
だけど、「黒い太陽」に矢をはなとう、
ニヒリズムを乗り越えるんだ、
みたいなメッセージが心に残って、胸アツ!
という心境でいたのに、グッタリしたよ。
その後に会った人に話す内容は、そのマスク警察への怒りに
なっちゃったし。思い出してもまた腹が立つ。

さてさて。
そういうわけで、流行語大賞、締め切りは水曜日とのこと。
まだの方はお早めに投票を!

近所のコンビニにいつもいた東南アジア系の兄ちゃんが、
年内いっぱいで辞めるらしい。
このご時世、都会のコンビニでレジの人と話す機会なんて
そうないのに、めずらしくウルトラ・フレンドリーで、
世間話をはさんでくる人だったんだよね。
日本語をもっと流暢にしたかったのかもしれない。
めずらしついでに、自分で開けられないジャムの瓶、
持って行ってフタ開けてもらったことあるもんな。
いつも、帰り際に、

愛と明日ーー!」
(ありとぅございやしたーー!)


と勢いよく挨拶してくれるのが、とてもよかった。
そうです。大事よ、愛と明日。

 

 

泉美木蘭

昭和52年、三重県生まれ。近畿大学文芸学部卒業後、起業するもたちまち人生袋小路。紆余曲折あって物書きに。小説『会社ごっこ』(太田出版)『オンナ部』(バジリコ)『エム女の手帖』(幻冬舎)『AiLARA「ナジャ」と「アイララ」の半世紀』(Echell-1)等。創作朗読「もくれん座」主宰『ヤマトタケル物語』『あわてんぼ!』『瓶の中の男』等。『小林よしのりライジング』にて社会時評『泉美木蘭のトンデモ見聞録』、幻冬舎Plusにて『オオカミ少女に気をつけろ!~欲望と世論とフェイクニュース』を連載中。東洋経済オンラインでも定期的に記事を執筆している。
TOKYO MX『モーニングCROSS』コメンテーター。
趣味は合気道とサルサ、ラテンDJ。

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