早くも3刷!
『ウクライナ戦争論』
絶賛発売中!!
ドイツ連邦議会・下院は11月30日、旧ソ連がウクライナで人為的に起こした大飢饉(ききん)「ホロドモール」を「ジェノサイド(集団虐殺)」と認定する決議を賛成多数で可決しました。
ホロモドールは90年前、ソ連が外貨獲得とロシア本土の食糧確保のため、構成共和国だったウクライナから強制的な食糧調達をして起こしたもので、決議はこれを「飢餓による意図的な集団殺害」と認めた上で、「ウクライナ人数百万人が犠牲となった」と指摘。「不作の結果でなく、スターリン以下のソ連指導部に責任がある」と糾弾しています。
第二次世界大戦中、ナチス・ドイツとソ連は激戦を行い、勝ったソ連が「善」であり、負けたドイツがホロコーストの影響もあって「悪」であるとする歴史観がまかり通っていました。
しかしこれにより、ナチスは確かに酷かったが、旧ソビエト連邦はもっと酷い最悪の独裁政権であり、独ソ戦は「悪」対「悪」の戦争だったという歴史観の大転換が起きようとしています。
こういうことを知らない日本人は多いと思います。
ウクライナの歴史も、ヨーロッパにおける歴史観の争いも、日本で報じられることはめったにないので、無理もありません。
しかし、これらのことや、それが意味するものは『ウクライナ戦争論』さえ読めばすぐわかります!
ウクライナ戦争が勃発して、すぐこれを描き出した、その先見性には改めて驚きます!
まだまだ続くウクライナ戦争、先行きを見誤らないための基礎知識として、この本は絶対欠かせません!!
序 章 終わりなき日常は来ない
第1章 ウクライナ戦争と生命至上主義
第2章 ロシアの悪を知らんのか? その1
第3章 ロシアの悪を知らんのか? その2
第4章 ウクライナ・ナショナリズムの歴史1
第5章 ウクライナ・ナショナリズムの歴史2
第6章 ウクライナ・ナショナリズムの歴史3
第7章 戦時国際法を破壊するプーチン
第8章 国際法無視は人類に対する攻撃
第9章 免疫の軍事訓練は国防と同じ
第10章 レイプ軍の伝統 その1
第11章 レイプ軍の伝統 その2
第12章 W徹の妄言
第13章 ドンバス・ロシア支配のカオス
最終章 占守島の戦い