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小林よしのり
2022.10.16 11:06日々の出来事

「ウクライナ戦争論」見本が来て読んだ。

『ウクライナ戦争論』の見本が来たが、表紙が意表を
ついていてセンスがいい。
戦争の悲惨さが表紙から出てると、みんなが気が重く
なって手に取らなくなるからな。

ウクライナの歴史、日本とロシアの関係史をちゃんと
押さえて描いてるのが特別だろう。

しかもロシアがレイプを武器として使っていることが、
国連などで問題になっているが、必ずそうなるとわしは
見ぬいていて、戦場レイプについては執拗に描いている。
それはロシア軍の伝統と言ってもいいくらいなのだ。
その先見性も、『ウクライナ戦争論』の特徴だろう。

あくまでも日本人の視点から見たウクライナ人の気概、
プーチン・ロシアの卑劣さを洞察する。

「国際法」の重大さが身に染みて理解できるように
描いているのが、この本の特徴だ。
自信満々で間もなく『ウクライナ戦争論』は発信する。

小林よしのり

昭和28年福岡生まれ。漫画家。大学在学中にギャグ漫画『東大一直線』でデビュー。以降、『東大快進撃』『おぼっちゃまくん』などの代表作を発表。平成4年、世界初の思想漫画『ゴーマニズム宣言』を連載開始。『ゴーマニズム宣言』のスペシャル版として『差別論』『戦争論』『台湾論』『沖縄論』『天皇論』などを発表し論争を巻き起こす。
近刊に、『卑怯者の島』『民主主義という病い』『明治日本を作った男たち』『新・堕落論』など。
新しい試みとしてニコニコ動画にて、ブロマガ『小林よしのりライジング』を週1回配信している。
また平成29年から「FLASH」(光文社)にて新連載『よしりん辻説法』、平成30年からは再び「SPA!」(扶桑社)にて『ゴーマニズム宣言』、「小説幻冬」(幻冬舎)にて『おぼっちゃまくん』を連載開始し話題となっている。

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