今週の #クソすば は「女王陛下」こと(?)イギリス近現代政治史がご専門の君塚直隆先生と、イギリス王室&社会を通して君主制が「ソフト」に現代民主主義を補完する秘訣が詰まった配信でした。
エリザベス女王崩御の取材が忙しすぎて君塚先生の「私も死んじゃうかと思った」というブラックユーモア爆弾など、MCとしてはかなりヒヤヒヤするところがありながらも(笑)、いい意味で日本でも「盗める」部分がたくさんあるなと、思いを新たにした部分がたくさんありましたね。
「「立憲君主制とは何か」を考えることは、今日の私たち自身を考えることなのである」
という君塚先生のご著書の言葉に対する答えも詰まっておりました。
個人的には「皇室広報」の論点は大変興味深かったです。
憲法の議論もそうですが、やはり他国や過去などと真面目に「比較」することは大変重要ですね。我々の社会の遠近感(目の前の問題と大きな制度的問題)と時間軸(過去と未来)を横断する試みだと改めて実感しました。ただ、文化や慣習も違うので、とりいれたら日本ではよい花が咲きそうだ、という部分はどんどん取り入れながら、ここまで続いてきたもののアップデートをしていくべきだと考えます。
皇室も9条も宗教も、無力化したつもりになって問題を解決したフリ(思考停止)をするという日本人の悪弊とも決別すべしと、再度痛感いたしました。
日本社会と皇室についても多元的な語り方をするヒントがあるなとは、思いました。
是非アーカイブをご覧ください♪
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