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倉持麟太郎
2022.9.18 09:29

変えなくてもできること@クソすば

普段、老朽化したシステムは変えろ!新しく作れ!と主張している倉持ですが、現状のシステムでどこまでできるのかも日々トライしてます。どこが既存のシステムの限界なのかも見極めたいからです。
今週の #クソすば では、障がい者支援事業を行う一般社団法人ぞうさん理事長の原田健さんと戦う長野県や周辺自治体との事例を紹介・配信しました!
どれもこれも現状の法の枠組みの中で、解釈・運用で人権救済できる話しです。
行政に広い裁量があることは理解しつつ、じゃあその広い裁量って、権利保護・人権保障方面に行使することもできるはずなんじゃないの?という話です。
これはとても興味深くて、やりすぎると「立法」になってしまうのではないか、とか、突き詰めると「よき解釈改憲はありうるか?」というところにもいきます。
また、障がい者福祉行政は、民主主義にとっては事実上当事者の投票権が保障されていないことから声なき声になっており、このことは、とりわけ日本では選挙民主主義の限界を示しています。
このあたりのことを、結構細かく議論しましたので、台風の週末に、是非♪
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倉持麟太郎

慶応義塾⼤学法学部卒業、 中央⼤学法科⼤学院修了 2012年弁護⼠登録 (第⼆東京弁護⼠会)
日本弁護士連合会憲法問題対策本部幹事。東京MX「モーニングクロ ス」レギュラーコメンテーター、。2015年衆議院平和安全法制特別委員会公聴会で参考⼈として意⾒陳述、同年World forum for Democracy (欧州評議会主催)にてSpeakerとして参加。2017年度アメリカ国務省International Visitor Leadership Program(IVLP)招聘、朝日新聞言論サイトWEBRONZAレギュラー執筆等、幅広く活動中。

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