「表現者クライテリオン」が「男系固執派・論破祭り」の対象にも入って来ましたので、区別のため今回からこのシリーズは『ロシベタ(ロシアベッタリ)クライテリオン論破祭り』に改称します。
まだまだ行きますので、どうぞよろしく!
さて、ここで国語の問題をひとつ。
以下の文章を読んで、「 ? 」に当てはまる言葉を書きなさい。
今回のプーチンの決断を眼にした際に、思い浮かべるべきは「ヒトラー」ではなく、「 ? 」だろう。
「プーチン」「ヒトラー」に対応する言葉なんだから、当然ここに入るのは個人名ですよね?
ところが表現者クライテリオン編集長・京都大学大学院教授の藤井聡氏は、ここに「戦前の日本」と入れて、
「今回のプーチンの決断を眼にした際に思い浮かべるべきは、『ヒトラー』などではなくて、むしろ、追いつめられていった先で暴発した戦前の日本だろう」
と書いたのです。
(本人は、自分が書いたんじゃないと言い張ってますが)
これ、小学校の国語のテストだったらペケでしょ?
藤井くん、ここに入るのは人名ですよ。「戦前の日本」の、誰の名前が入るのですか?
東条英機? 近衛文麿? それとも、昭和天皇ですか?
誰の名前も入るわけがありません。
日本に独裁者はいなかったのですから!
日本にはロシアのように、国民のことなど考えもせず、自分の権力の維持と大国幻想だけを抱え、アメリカから追い込まれているという被害妄想にかられて、隣国への侵略を始める独裁者などいませんでした!
日本には、ひたすら国民の安寧と世界の平和を祈る天皇陛下がおられて、東条英機ですらその忠臣でした。
日本人は天皇陛下が戦争を望まれていないということを十分知り、必死で戦争回避の努力を積み重ねながら、それもかなわないほどアメリカに追い込まれたから、開戦に踏み切ったのです。
日本とロシア、どこが似てるんですか?
小学校程度の国語力さえあれば、日本に「プーチン」に当たる人名がないと気づいた時点で、日本とロシアが全然違うことにまで気づいたかもしれないのにねえ。
あ、その程度の学力もないから、天皇陛下に対する敬意がひとかけらもなく、天皇陛下のご意思を知りながら、それを平然と無視して「男系継承」を主張し続けられるわけですね? 藤井氏も、もちろん施光恒氏も。
悪いこと言わないから、小学校から出直したら?
【ロシベタクライテリオン論破祭り】
第1回 ウソついて逃げるクライテリオン藤井聡!
第2回 ロシアのプロパガンダを「多面的な解釈」と強弁する藤井聡!
第3回 道路交通法と国際法の区別がつかない藤井聡!
第4回 藤井聡の言う「多面的解釈の外交」とは何か?
第5回 NATOの東方拡大はアメリカの「裏切り」か!?
第6回 確かにアメリカは悪い! けど…?
第7回 ロシア経済崩壊の「主犯」は誰か?
番外編 藤井氏動画コメントに見る、クライテリオン読者・支持者の「程度」
第8回 藤井聡が依拠する、伊藤貫の「国際情勢認識」の正体