昼食をとりながら、今日はじめてテレビをつけたら、
テレ朝「ワイドスクランブル」で、
中国のゼロコロナ政策がいかにヤバいかという話をしていた。
経済低迷傾向を、ゼロコロナ政策がさらに加速させてしまい、
中国はいまやバブル崩壊後の就職氷河期。
若者は難関大学を出ても就職先が見つからず、
給料の高いIT企業よりも、安定を求めて公務員志向に。
(若者の保守的安定志向は日本もすごく顕著だけど)
不満を募らせた若者たちの間では、
全住民にPCR検査を強要し、陽性なら問答無用で隔離する
白い防護服の治安維持員たちのことを、
かつての紅衛兵になぞらえて「白衛兵」と呼んだり、
ゼロコロナ政策で人々を苦しめる習近平を「1対14億」となじる
新語が生まれたりしているらしい。
富裕層は、いい加減イヤになって国外移住を希望していて、
政府がビザを許可しないなどの妨害で食い止めているそうだ。
この部分だけ見たら、めっちゃ普通の感覚でコロナ政策批判
しているなあと思えたんだけど、
日本の今の風潮についてはどんな話をしてたんかいなー?
同じテレ朝の、朝の番組といったら、
「酷暑日だけどマスクしろ!」
「もっとPCRをしろ!」
「行動制限をしろ!」
「5類に下げるなんてとんでもない!」
「今日の感染者は〇〇〇人突破で過去最多!」
「若者が感染を広げている!」
「飲食店の二酸化炭素濃度をネットで監視しよう!」
「若者も子どもも高齢者のためにワクチンを打て!」
異様なんだけど。
日本人は中国のことは安心してバカにするけれど、
ほとんどの国はもうコロナ陽性者数なんか計測もしていなくて、
日本のやってることは異様としか思われてないよ。