FLASH今週号(7/26・8/2号)掲載、
よしりん辻説法・恋愛論の
感想ご紹介です!!
よしりん辻説法 友の会 会長 モグです(^^)/
今週号FLASH『よしりん辻説法 恋愛論 「ほてり愛」から「わかり愛」 背の竜は変えられぬ』読みました。
一読して、何これ?!深過ぎて深過ぎて、感想なんてすぐには出てこない!って思っちゃいました(笑)
いろいろと考えさせられ、一回二回読んだくらいじゃ受け止めきれない。何回でも読んで格闘したくなる作品でした。以下、格闘のご報告です(笑)
ヤクザ映画「竜二」を恋愛映画として捉え、恋愛の本質に迫っている今週号。
キーワードは「実存(生きている実感)」…よしりん先生の作品を追っていると、たびたび出てくるテーマですね。
まず映画「竜二」を今回の辻説法を読んでメッチャ観たくなりました(笑)
平凡でタンチョウな暮らしの中に安らぎと幸せを感じる人間(カタギ)と、それには実存を感じられないタイプの人間(ヤクザモン)。愛していても一緒にはいられない、決定的に違うタイプの人間。竜二のどうしようもなくヤクザな生き方を求めてしまう性(サガ)を、そのどうしようもなさ故に惹かれた妻(竜二の魅力は十分理解している。でも、自分は竜二ほどのヤクザ資質はない)は、最後すべてを一瞬にして理解し、許し、背を向けた竜二を見送る。…このラストシーン、なんかもう、最高やん!!って、観たことないのに映画「竜二」のファンになりました(笑)
結局、この「実存」を欲する気持ちの強弱や種類が同じでないと、男女は一緒には生きられないという事でしょうか。
それでも、竜二の妻は不幸かといえば、私はそうは思いません。長い時間を共に過ごすことだけが幸せではないし、むしろ別れが来たことにより、妻の中で竜二は永遠の存在になったのだと思う。(しつこいですが)最高やん!!
今回の説法でも思いましたが、この恋愛論シリーズを読んでいると、「恋愛を恋愛のまま」終わらせるにはいづれかの形で「別れ」が来ないとダメなのかな…なんてことを思いました。
今回の説法 、今のところこんな感想しか出て来ません(笑)
よしりん先生の伝えたかったことに近づけたかどうかわかりませんが、今後も繰り返し読んで味わい、考えたいです。
よしりん辻説法の沼は深過ぎる(笑)
今回のツボ
今回気づいたのですが、「タンチョウ」の流している涙がとても綺麗ですね。
細かいところまで丁寧に描かれていて、贅沢な作品だなぁと思いました。
りか坊さんが「いけないな〜。そういう妻っていけない。」と言いながら指をクネクネさせてるコマ、なんか可愛いですね。すごく好きです!
読み終えて、
「え、今の8ページ!?」と
驚いてしまうというのは
『よしりん辻説法』ではあるあるですが、
今回は特にすごい!
この濃密感!
そして表情や仕草の一つ一つまで
目を離せない絵の表現!
ぜひ何度でも読んでください!
きっと読むたびに新しい発見が
あることでしょう!!