北海道ゴー宣道場、ありがとうございました。
北海道は人生3度目で、そのうち2回が「ゴー宣道場」です。
皇統問題と憲法の議論で、地元からの初参加が多いという会場、
熱心に聞いている人ばかりで、
質疑応答の際にもザッと手が挙がったのがすごいと思いました。
終了後にアンケートを読んでいたら、
「憲法は、国民が権力を縛るための命令書」という点を
はじめて知った、という素直な感想がいくつかあり、
各地へ出向いて、その基本を常に押さえながら、
楽しく感じられる議論をすることが、
「あれ? 日本って、法治国家なのか?」
という視点を持ってもらうために、
大事なことかもしれないと思いました。
質疑応答の際にあった
「どうして男系固執の人たちは、そんなに男系にこだわるの?」
というとても素朴な質問も、少し似ているところがあると
思います。
やはり日本には、「男の血」にこだわる一部の人々がいて、
その「男尊女卑」が凝縮して、
皇室の方々を苦しめるところからはじまり、
レイプ事件における被害者への目線や、
女性の置かれている立場などの問題として、
身の回りに影響を与えているのではないでしょうか。
そして、そのような環境においては、
女性でありながら、女性に対して男尊女卑を発揮する人や、
女性同士では、自虐し合うことが当たり前というような世間を
いつの間にか作り上げてしまい、
そこにしっぽりはまり込んで自覚できないでいる……
自分がいま属している「世間」に気が付いて、
それを外側から眺めてみるという感覚が生まれると、
考えられることがもっと増えるんじゃないかと思います。
それが日本人にとっての「自由」の第一歩かもしれません。
良い議論ができるように、抜かりなく会場設営をして下さった
みなさんに感謝します。
それから、
北海道は食べ物がおいしくて、
普段は、虚弱で食が細めなのに、やたらと空腹を感じました。
飛行機に乗る前に、こんなすごいラーメン食べたのに(↓)、
羽田空港に着陸したら、もうお腹空いてるよ!