今回の選挙で一番の関心は何かと、世論調査すれば、
「経済対策」と答える人が一番多い。
選挙のたびに「経済対策」は一番だ。
でも自民党が圧倒的に勝つ。
ようするに「自民党に景気良くして欲しい」というのが
本音なんだろう。
アベノミクスが失敗してるのに、それでも経済対策は
自民党がやってほしいというのが大衆の心理だ。
大衆は「皇室が消滅してもいいから、景気良くして
欲しい」というのが本音なのだ。
ところが大衆は、「カネを回す」よりも、「貯蓄」に関心
があって、コロナ給付金もほとんど消費に回さず、
コロナ貯蓄は50兆円に膨張した。
買いたいものがないんだろう。
生活必需品は100円ショップでほとんど手に入る。
生活はスマホがあれば、ほとんど充たされていて、
「将来不安」だけが残るので、カネはほとんど貯蓄に回る。
こういう資本主義の成熟期は、次世代のためにインフラ
投資するしかなくて、消費税ゼロで賃金爆上がりなんか
期待したってしょうがない。
消費税ゼロで消費が増えるのは最初だけで、すぐ慣れて
また「貯蓄」が増え始める。
消費税ゼロになったら、税金を払わない国民が膨大に
増えるだけで、憲法の「納税の義務」を果たしていない
国民が出て来るだけだ。
たとえ貧乏人でも、カップラーメン1個買えば、消費税
を払っているから、「国民として平等」になるという
思想の方が、わしは上等だと思うがな。