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小林よしのり
2022.7.3 07:23日々の出来事

NATOが国際法の健全な進化へのカギか?

トルコがロシアを敵国認定でNATOと協調してきた。
ウクライナに欧米諸国が武器を送り続けるのは間違い
ないし、ウクライナの反転攻勢の機会はまだまだ残って
いる。

NATOが拡大する一方で、ロシアは何のために侵略
したのか、まったくわからなくなってしまった。
すでにロシアは中国に依存してしか生き残れない
属国化が決定的だし、プーチンの帝国主義への野望は
完全に潰えた。

ゼレンスキーが「冬までには終わらせる」と言って
いるから、反転攻勢後に停戦協議が始まるのだろう。

しかし、これからは国連よりもNATOの存在感が
大きくなるかもしれない。
NATOを拡大させていけば、国際法が進化を始める。

小林よしのり

昭和28年福岡生まれ。漫画家。大学在学中にギャグ漫画『東大一直線』でデビュー。以降、『東大快進撃』『おぼっちゃまくん』などの代表作を発表。平成4年、世界初の思想漫画『ゴーマニズム宣言』を連載開始。『ゴーマニズム宣言』のスペシャル版として『差別論』『戦争論』『台湾論』『沖縄論』『天皇論』などを発表し論争を巻き起こす。
近刊に、『卑怯者の島』『民主主義という病い』『明治日本を作った男たち』『新・堕落論』など。
新しい試みとしてニコニコ動画にて、ブロマガ『小林よしのりライジング』を週1回配信している。
また平成29年から「FLASH」(光文社)にて新連載『よしりん辻説法』、平成30年からは再び「SPA!」(扶桑社)にて『ゴーマニズム宣言』、「小説幻冬」(幻冬舎)にて『おぼっちゃまくん』を連載開始し話題となっている。

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