昨日は名古屋から戻って『ゴー宣』の画稿締め切りの
仕事、ライジング号外の仕事などして、バタバタ忙しく、
ブログが書けなかった。
「十番勝負」の視聴者のコメントが藤井聡氏と施光恒氏
への批判と失望一色だったらしい。
それは正しいから仕方がない。
視聴者は自由にコメントしてくれ。
わしは西部邁氏に多大な影響を受けているから、
西部門下にどうしても期待をしてしまう。
藤井氏と施氏も、西部とわしの「本日の雑談」や、「反米
という作法」などの対談本を読んでいたらしく、「脱正義論」
からも影響を受けたらしい。
ならば西部邁も「女系容認」だったのだから、分かるはず
と思っていて、西部門下しか議論相手はいないと思った
のだ。
藤井・施両氏が「男系固執」なのは、自称保守系のネット
番組に感化されているからだろう。
施氏はまるで今までの男系カルトの「口まね」状態だ。
自分の頭で考えた「思想家」の片鱗がうかがえない。
ちなみに「直系カルト」というのは、上皇陛下・天皇陛下が
カルト思想に冒されていると言っているに等しく、不敬
そのものになる。
だが藤井聡氏は、もっと分かったのではないかと思える。
本を一冊作るまでは、まだ会うチャンスがあるから、説得
を続けるしかない。
それどころか、「ゴー宣道場」にも招いて、高森氏と議論
する機会もあるだろう。
彼らの雑誌「クライテリオン」のスポンサーや読者の「世間」
の縛りがあるなら、「世間」か「思想」かの対立になるが。
だがわしは西部邁の恩に報いるためにも、説得を続ける。
読者・視聴者はわしの事情などに配慮せず、自由な感想
を表明してくれ。でないと、わしの参考にならん。