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小林よしのり
2022.5.9 09:52日々の出来事

ロシアの衰退は日本の国益になる

ウクライナ戦争の最初から言っているが、プーチンは
もう終わりだ。
たとえ核を使っても、悪名だけを歴史に残して、退場
しなければならなくなる。
ロシアは弱体化する。相当貧乏な国になる。
これは日本にとって幸運なことだ。
北方領土返還の好機がどこかで来るかもしれない。

アメリカはよくやっている。
全てはアメリカがロシアを追い詰めたから暴発した
などと、日本国内の親ロ派だけでなく、エマニュエル・
トッドも言っているが、バカバカしい。
ロシアはアメリカやNATOに追い詰められて侵略した
だけだから、追い詰めた方が悪いという理屈は、
帝国主義の時代には通用したが、第二次大戦後の
国際法秩序の時代にはもう通用しない。
エマニュエル・トッドもついに権威が失墜した。
フランス人はもともと「反米」だが、「親ロ」になっちゃあ、
オシマイだ。

ロシアの衰退は日本の国益になる。
この戦争ではウクライナとアメリカを応援しなければ
ならない。
核武装は日本独自に必要である。

小林よしのり

昭和28年福岡生まれ。漫画家。大学在学中にギャグ漫画『東大一直線』でデビュー。以降、『東大快進撃』『おぼっちゃまくん』などの代表作を発表。平成4年、世界初の思想漫画『ゴーマニズム宣言』を連載開始。『ゴーマニズム宣言』のスペシャル版として『差別論』『戦争論』『台湾論』『沖縄論』『天皇論』などを発表し論争を巻き起こす。
近刊に、『卑怯者の島』『民主主義という病い』『明治日本を作った男たち』『新・堕落論』など。
新しい試みとしてニコニコ動画にて、ブロマガ『小林よしのりライジング』を週1回配信している。
また平成29年から「FLASH」(光文社)にて新連載『よしりん辻説法』、平成30年からは再び「SPA!」(扶桑社)にて『ゴーマニズム宣言』、「小説幻冬」(幻冬舎)にて『おぼっちゃまくん』を連載開始し話題となっている。

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