ゴー宣DOJO

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笹幸恵
2022.5.4 09:33ゴー宣道場

昨日の道場、お疲れさまでした。

昨日の関西ゴー宣道場、皇室や憲法という
硬いテーマなのに笑いが絶えない時間となりました。
参加者アンケートでも多くの感想が寄せられて
いましたが、ゲストでお越しくださった
宇野常寛氏の「憲法=攻略されつくしたゲーム」という
発言が非常に印象に残りました。
私がゲームをやったことがないのでその発想は
ありませんでしたが、なるほど目からウロコ。
こういう表現なら若者にも届きそう。

天皇制がなくなれば日本人は目が覚める、
宇野さんは皮肉を込めてこうおっしゃっていましたが、
だけどそうなったときにはもう遅い。
目には見えないけれど、天皇制というのは
日本人の共通認識や一体感を醸成している。
元号なんてその典型ではないだろうか。
多くの人は明治、大正、昭和、平成と
その時代のイメージを何となく共有しているし、
だからこそ大正ロマンとか昭和レトロなどといった
言葉が生まれる。
天皇や皇室がなくなれば、もはや100年後の日本人に
この意味は伝わらなくなるだろう。
昭和生まれの私が、平成生まれに抱く
「えええ、平成生まれなの!?」という驚きも
元号あったればこそ。
令和のような改元フィーバーも永遠に訪れなくなる。

だいたい、この先ずっと歳月は西暦表示か!?
1941年はただの数字としか捉えられないけれど、
昭和16年といえばある種のイメージがわきあがる(私の場合)。
そうした暗黙知の部分を、今の日本人はあまりにも
ないがしろにしている。

ともあれ第二部の質疑応答でも話が広がり、
最後は宇野さんの再ダイエット宣言で締めくくり。
楽しい道場となりました。
設営の皆さま、お疲れさまでした!


さて、ここからはまんぷく道場。
繁華街大通りのおしゃれなお店で場外乱闘でしたが、
ビュッフェ形式だったので、気付いたときには
食べ物がなくなっていました。
すてきな盛り付けだったはずなのに・・・
時すでに遅し。




いっそのこと待機して持ちされぇぇ!

ということで、やっと間に合った
デザート三点盛り。
パウンドケーキ、チーズケーキ、どら焼き♪

関西サポーターの方は個性的な人が多い。
コロナくんタオルハンカチを20枚、
手縫いでつなげてフリンジつけて
ストールにしている女性がいた。
「ゴー宣」と書かれたキャップをかぶる男性も。
聞けば、「オリジナルのTシャツはあるけど
帽子はないから」ご自分で作ったのだという。
赤い布に黒の文字、それだけだと文字が沈んで
しまうから、白い糸でステッチ!!!
なんと芸が細かい!

なんかいろいろ驚かされました。

おまけ(二次会の炭火焼き)


は〜、まんぷく♪
笹幸恵

昭和49年、神奈川県生まれ。ジャーナリスト。大妻女子大学短期大学部卒業後、出版社の編集記者を経て、平成13年にフリーとなる。国内外の戦争遺跡巡りや、戦場となった地への慰霊巡拝などを続け、大東亜戦争をテーマにした記事や書籍を発表。現在は、戦友会である「全国ソロモン会」常任理事を務める。戦争経験者の講演会を中心とする近現代史研究会(PandA会)主宰。大妻女子大学非常勤講師。國學院大學大学院文学研究科博士前期課程修了(歴史学修士)。著書に『女ひとり玉砕の島を行く』(文藝春秋)、『「白紙召集」で散る-軍属たちのガダルカナル戦記』(新潮社)、『「日本男児」という生き方』(草思社)、『沖縄戦 二十四歳の大隊長』(学研パブリッシング)など。

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