やっと暖かくなってきました!と思ったら桜ほぼ散りましたね…
今週のクソすばは、慶大教授で国際政治・外交史がご専門の細谷雄一先生をお招きして、
日本国憲法制定のアクターだった吉田茂、芦田均、幣原喜重郎が見てきた世界はどのような風景だったのか。パリ講和会議を起点に、前文と憲法9条の思想を読み解きました。
平和主義と国際主義が共存していた条文が、戦後「平和主義」に過剰に偏り国際主義が欠如したために、空想平和主義がはびこったことや、その結果、イラク戦争やウクライナ戦争において、アメリカだろうがロシアだろうが非難されるべきものは非難すべきだという一貫性がないというお話までしました。
また、戦後の「政軍関係」も日本的にガラパゴス化しているからこそ、シビリアンコントロールも形骸化し、ひいては主権者が主権者として、個人が個人として成立していないことも議論。政軍関係って、”このくにのかたち”や統合の在り方が如実に表れるんですよね。それも欠如しているのでしょう。
日本学術会議の欺瞞の話も大変興味深かったです。
とにかく戦後日本はなんでもリスクは「見て見ぬフリ」で突っ走ってきたんですね。我々自身が個人として、主権者として、これらを何とか規律せねばという想いを強くしました。
とにもかくにもマシンガントークでどこを切り取っても知的興奮が絶えない配信なので、中身への賛否とは関係なく見ていただけるととっても面白いと思います!
是非ご覧ください
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また、今夜4/8㈮18時30~、ずっと行ってきたコクミンテキギロン再開で、国民民主党の玉木さんと緊急事態条項について議論します。仕事帰りにふらっとどうぞ!
会場は【タイムシェアリング渋谷ワールド宇田川ビル 9F】だそうです。
kokugi2020@gmail.com にメールいただいても、直接参加でもOK!