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笹幸恵
2022.3.26 14:58皇室

愛子さまの会見を絶賛!週刊文春&週刊新潮

遅ればせながら、今週の週刊文春&週刊新潮(3/31号)。
今週はどちらも愛子さまの会見について、
絶賛(&秋篠宮家と比較)する記事。

まずは文春。

愛子さま会見で発覚
眞子さん佳子さまの断絶

また煽り気味のタイトルで、
「断絶」の意味がよくわからないが
読み進めていこう。

記事は愛子さまが会見でおっしゃった
印象的な言葉を取り上げつつ、
不登校や過度なダイエットがあったことなど、
過去を振り返る内容。
ところどころで秋篠宮家との比較を挿入。

メモを見ずに話されたことについては
眞子さん小室さんの会見と比較している。
その他、母子関係やお化粧の仕方なども
眞子さんや佳子さまと比べ、
いかに天皇家が愛子さまに素晴らしい教育を
なさってきたかを浮き彫りにしている。

で、最後に皇室担当デスクがこう語っている。

「愛子さまの皇室の伝統に則った会見は、逆に、
眞子さんや佳子さまのお姿が従来の皇室像から
”断絶”したものであることを、改めて浮かび
上がらせました」

タイトルの「断絶」って、このことか〜と
思いつつ・・・使い方、合ってる??
普通は「かけ離れる」などの言葉を使うけど。

我ながら細かい。


新潮は、識者に語らせる特集。

「愛子さま」威風堂々の「初会見」
私はこう観た

以下、それぞれの概要。

●関東学院大学教授 君塚直隆
欧州の王女たちのように、
愛子さまには芯の強さが感じられる。
秋篠宮家とは、皇族としての
自覚の差、教育の差がある。

●家族問題カウンセラー 山脇由貴子
「国民と苦楽をを共にしながら務めを果たす」
というお言葉には「今後も皇族として生き続け、
外には出ない」といった意思表示に感じられた。
愛子さまの振る舞いは、我々が
「こうあってほしい」と思う皇室観にマッチ。
秋篠宮家とは、文化の差、覚悟の差がある。

●静岡福祉大学名誉教授 小田部雄次
会見にあたって両陛下からアドバイスが
あったこと、また家族のエピソードからも、
一体感が感じられた。
この一体感が国民の安心感につながり、
愛子天皇待望論は益々高まる。
(一方で悠仁さまの卒業式の会見をチクリ)

●コラムニスト 辛酸なめ子
人柄と聡明さが伝わってくる会見。
今後のご公務やお出ましが楽しみ。
自由を重んじる秋篠宮さまと、
自らの責務に向き合ってきた天皇陛下、
その違いがお子様にも影響したのでは。

新潮に登場する方々、これまで散々
眞子さん小室さんへのバッシングに加担
してきた(そして今も批判的)だが、
愛子さまに対する思い、
そして会見についての感想は、
どれもまったく同感!!
皇室関係の記事で、こんなに共感しながら
新潮を読める日が来るとは思わなかった。


ただなぁ・・・、
文春も新潮も、抑制的とはいえ秋篠宮家と比較し、
「やっぱ天皇家がいいよね」という書き方だ。
週刊誌的には、その構図でしか書けないし、
読まれないのだろう。
ただ、それは決して健全ではないと私は思っている。
笹幸恵

昭和49年、神奈川県生まれ。ジャーナリスト。大妻女子大学短期大学部卒業後、出版社の編集記者を経て、平成13年にフリーとなる。国内外の戦争遺跡巡りや、戦場となった地への慰霊巡拝などを続け、大東亜戦争をテーマにした記事や書籍を発表。現在は、戦友会である「全国ソロモン会」常任理事を務める。戦争経験者の講演会を中心とする近現代史研究会(PandA会)主宰。大妻女子大学非常勤講師。國學院大學大学院文学研究科博士前期課程修了(歴史学修士)。著書に『女ひとり玉砕の島を行く』(文藝春秋)、『「白紙召集」で散る-軍属たちのガダルカナル戦記』(新潮社)、『「日本男児」という生き方』(草思社)、『沖縄戦 二十四歳の大隊長』(学研パブリッシング)など。

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