昨日の「ゴー宣道場」は議論そのものは面白かった。
石破茂議員は党内で何も言えない自分にいらだちを
隠せず、それが態度に出ていたのがマズかった。
自分の尊皇心を得々と語っても、皇室のために何を
やるのかと問われれば、何もしないでは話にならない。
逆に自分の尊皇心を語らずとも、黙々と天皇の真意を
叶える努力をする者の方が信用できる。
例えばわしは今上陛下には、まだ尊皇心が育っていない。
昭和天皇にも、上皇陛下にも、尊敬する気持ちが十分に
あるのだが、今上陛下にはまだそこまで行かない。
わしは「血の器」を尊敬する気持ちはない。
ましてや「男系血統の器」を尊敬する気持ちなど全然
沸いてこない。
やはり「器」ではなく、「人格」、特に神がかった人格を
尊敬する。
人格よりも血統、しかも男系血統を尊敬するという者の
感覚が全然分からない。
本当に自分に尊皇心があるのか?
それは何故なのかを問うてみる必要があるだろう。
天皇がいなくなると、国家のシステムが機能しないから
尊敬するというのも、わしには馴染めない。
共和制にすればいいだけじゃないかと思う。