日曜日の「ゴー宣道場」は、馬淵澄夫議員のお話から、
なんとか未来につなげていけるのではないかという
明るい光を見た気がした回でした。
政治家の方がゲストとして起こしいただくときには、
たびたび
「政治的に難しい立場であるにも関わらず」
という枕詞によって、なにかを察しようとしてきたのですが、
具体的にどんな難しさがそこに立ちはだかっているのかまでは、
一般市民である私からは、なかなか想像がつかないところが
ありました。
そのあたりについて、馬淵議員からは、
上皇陛下が生前退位のご意向を示された時から、
どのような動きがあり、場が持たれ、そこで議論が重ねられ、
どうやって合意形成に至って、生前退位が実現されたのか、
そして、現在に至って、どういう悶着が起きていて、
現在地はどこなのかということを具体的にお聞きすることができ
ました。
政治の世界における合意形成がとにかく難儀で、
根気と情熱と執念の必要な仕事であるということがうかがえ、
唸ってしまう場面もありました。
有識者会議のひどさにもまったくウンザリです。
しかし同時に、馬淵議員が、「この仕事は自分にしかできない」
とはっきりとおっしゃる様子には胸が熱くなりました。
こんな奇特な方はいないと思います。
一市民として、
「セージカって、ちゃんとやってるんですかあー?」
という甘えんぼの学級会みたいな態度で指をさしているのでなく、
その仕事ぶりを見極める目を持ち、誰がどの点で信頼できる政治家
なのかを判断する基準が必要ですし、
そのためには、有権者としてもっと成熟しなければならないのだとも
思います。
さて、次回の「ゴー宣道場」は、3月13日(日曜)!
ゲストは、石破茂議員です。
応募の締め切りは2月27日(日曜)。
またまた熱く生きましょう!